中に入ったら最後、そこからは光さえも出てくることができないというブラックホール。そんなブラックホールのようだと揶揄される会社で働き始めて、あっという間に二ヶ月ほど経った。オープンっぽい振りをしながら本当は異常なほどの秘密主義の会社だから社員は外ではおいそれと口を開けないからなのか、それとも、中での仕事が楽しすぎるので会社以外でのアクティビティが自然と減ってしまうからなのか、それとも、あり得ないほどの仕事を振られてほとんどデスマ状態なのに「おまえら、Best & Brightest なんだから、もっとできる!」と、スノッブ心をくすぐられて馬車馬のように働かされているのか、それとも、、、。最近はあんまりブログを書いてないというのは認識しているけれど、某所で無駄にチャットもするし、Twitter にも書いているし、とくにブラックホールに吸い込まれてしまったという自覚はなかったのだけれど、最近、友人に「完全にブラックホールに飲み込まれてしまって、まったく見えなくなった」と言われてびっくりした。まあ、そう思う人がいてもべつにいいけどさ。って思ってたら、また別の友人に「最近は Twitter にもほとんど書かなくなったよね」と言われてびっくりした。だって、Twitter には書いてるつもりだったし。ていうか、Twitter には、ほぼ毎日、なにか書いてるし。書いてない、もしくは書いてるけれど見えないのだとしたら、それは Twitter がクジラになってて届いてないか、もしくはあなたが Aska_Chan をフォローしてるからだと思うんだけどなあ。とはいえ、ここんところぜんぜんブログを書いてない理由はたくさんあって、まず、渡辺千賀がぜんぜん書いてないので書く気がしないというのが一つ。嘘。これはゼロ。次に、書きたいことというか、書けることが特にないというのがひとつ。まあ、ぼんやりと考えたことはたくさんあるので、なんでも書けばいいのだけれど、書くところまでまとまらなかったり、仕事のことで書けないことだったり、いろいろ。でも、本当は、帰ってくるのが遅すぎて書いてる暇がないというのが最大の理由かと思う。家に誰もいないので、急いで帰る理由が特にないし、晩飯を職場で食べてから帰る必要があるので、自然と遅くなっちゃう。というか、晩飯くったら、もう帰る理由がないので、つい席にもどって仕事をしてしまう。知らないことばっかりで困っているし、勉強することが多すぎるのでちょうどいいし。なんて感じで、それほど忙しくもないのに毎日 12時くらいまで仕事してたりして、帰って来てから請求書の世話して、洗濯して、チャットして、iPhone アプリを書いて、なんてやってるから、もう、時間がぜんぜん足りない。早く帰ってくればいいというのは分かってるので、試しに今日は 9時くらいに帰って来てみたら、ああ、ブログでも書くか、という気になったのでよかった。というわけで、来月初旬に女房と子供たちが帰って来たら、また、7時前には帰宅して、一緒にめし食って風呂はいって寝かせて、というふつうの生活に戻ると思われ。心配した人、ご苦労様。ちなみに、某社をブラックホールと準えた人は、ブラックホールの蒸発理論も知ってて言ってるんだとしたら、なかなか含蓄があっていいと思う。

投稿者: ぼんやりと考えたこと 投稿日時: 2008年7月23日(水) 21:47