子供の頃、母の買い物に付き合う1番の理由は、「ちょっと疲れたからお茶でもしましょうか?」と紅茶とスコーンを食べれることだった(笑)。そんな思い出があり、ロンドンに来たら、絶対したいと思っていたのが、Afternoon Tea。色々リサーチした結果、今回はイギリスを代表する伝統のあるホテル、Claridge'sでAfternoon Teaをすることにした。このClaridge's。アメリカからメールでAfternoon Teaの予約を入れたのだけど、対応は早いし、hospitalityが文面から伝わってきて、さすが伝統のあるホテルだと納得。この日はいいお天気。とことこ歩いて行きました。イギリスの街並は、本当に綺麗。このClaridge's、ガイドブックによると「国家元首級のVIP、イギリスの王族、貴族、名士たちに愛されているホテル」だそうです。さすがに落ち着いた、伝統のあるたたずまいですね。
こちらがTea roomの入り口です。シャンデリア・フリークの私としては、どうしても目がシャンデリアに。とっても綺麗なシャンデリア。
こちらがTea roomの中です。天井がとっても高くて、落ち着いた、上品なTea roomでした。そして、またも目はシャンデリアに。まるでメドゥーサの髪のような個性的なシャンデリア。
早速、席に通してもらいました。ホテルの造りも品があって素敵だし、何より来ているお客さんも品があって、1つ1つの優雅な動作が全てが板についてる感じ。やっぱり品というのは、1日では身につかないもんなんだな〜。そして、素敵なAfternoon Teaの始まりです。サンドイッチは、5種類ありましたが、やっぱり本場のスモークサーモンを使ったサンドイッチが1番のお気に入りでした。
私の待ち焦がれたいたスコーン。本当にしっとりしてて、最高においしい。もちろん、クロテッドクリームをたくさんつけて。
そして、ケーキも最高においしかったです。4個ケーキはあったのですが、写真がぶれぶれで載せることができません、残念。あの最高においしかったケーキは、何のケーキだったんだろう?そこに、日本人のスタッフの方が来てくれてしばし、おしゃべり。こんな伝統のあるホテルに日本人スタッフとして働く彼は、まだ若いんだけどhospitalityにあふれ、とても感じのいい人。お互いに異国に住む者として、「自分が日本人であるということを意識することってありますよね」というところで、意気投合。「そうそう、よく僕も日本人代表なんだからって張り切るときがあります」という点も本当に納得できて、お互い日本を離れて海外で暮らす者として、共感できるところも多かったです。そのとき「実は、今度の旅行は結婚10年のお祝いなんですよ」と言ったところ、数分後にHappy Anniversaryと書いたケーキをお祝いに持ってきて下さいました。その心遣いに、大感激。周りに座っている人からも「おめでとう」と祝福の声をかけてもらい、本当に思い出に残るAfternoon Teaとなりました。
私 「本当に素敵なAfternoon Teaだったね。 みんなにもお祝いしてもらって」Cork 「うん、本当に思い出に残るね」私 「10年後の結婚20周年に、 またこのClaridge'sでAfternoon Teaしたいね」Cork 「それ、いいアイデアだね、じゃあ、また10年後に来よう」結婚して10年、色々なことがあったけど、こんな素敵な10年をCorkとお祝いすることが出来て、本当に本当に幸せだなとかみしめたAfternoon Teaでした。
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