Choice Schools (選択する学校) で選んだのは放牧スタイルの学校だったのだけれど、抽選には当たらなかった。噂では七倍という倍率だったらしいけれど、残念なようなほっとしたような。そして、そうなると Neighberhood Schools (住んでいる住所が属する学校区の学校)  に行かせる(か私立を選択する)ことになるわけだけれど、これが自動的というわけでもないのが日本とは違うところ。どういうことかというと、それぞれの学校区の学校にも、それぞれ定員というのがあって、それを超えたら抽選ということになる。端的に言えば、運が悪ければ市内で一番遠い小学校に通う可能性もあるということ。日本のように子供たちに自力で通学させるシステムだと、遠くの学校に行かせるわけにもいかないから、ありえないシステム。まあ、仮にアメリカのような通学システム(親かスクールバスで送迎)だったとしても、プロセスの透明性ではなく結果の平等性にこそこだわる日本では、公立の学校で抽選というのは受け入れられない気がする。それにしても、今年は生徒数が多いから一クラス新設する、というような方向に行かないのが非常にアメリカらしい。先生は簡単には増やせないし、簡単には異動させられない。また、無理をして質を下げる理由もないし、先生には先生の都合もある。続き…

投稿者: ぼんやりと考えたこと 投稿日時: 2007年4月24日(火) 17:09