感謝祭のターキー料理というと美味しくないと言うのが大概の意見なのだけど、最近は美味しいものに遭遇するようになってきた、 この美味しさは日本人がこうやったら美味しいのではないかと工夫したものより、アメリカ人の料理上手がオリジナルに沿って作るものの方がいい
これを口にするには、幸運にも料理の上手いファミリーと知り合いになり、さらにThanksgiving の夜に招待されなければならないという高いハードルがあるし、ターキーを取り巻く各料理の融合の旨さというのも東洋人の舌がそれをどの位早く馴染めるのかという個々の事情もからむ、アメリカ人がなぜか正月に日本に居て、運良く、料理上手の旧家にでも招待されて、入念に作りこまれた数の子と田作りを口にした後、なますを頬張り、しかもそれに 「おおっ」と感嘆するまで何年かかるかというようなものなのだと思う、Thanksgiving の旨さというのに至るまでというのもそれなりに
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