出かけようかどうか迷ったけど 窓越しによく見ると雨は小さな霧状で傘が要るとも要らぬとも判断が付かない程度
思い切って通りに出ると いままでの埃が洗い流された街は掃除が終わったばかりの部屋の中のようで気分がいい
野菜も花も降り注いでくる小さい水滴状の雨に色映えして
コーヒーを買って、パン買って
時折顔に霧吹きのように纏わる 雨がなぜかすがすがしい
朝までいた店の扉を開け外に出た時 薄黄色の朝日の下、ランドセルを背負って通学する子供達が目に入るとひどく自虐的な気分になっていたけど
今はもうそんな事ないし こんな所でこんな朝にあれはアホだったなーと思える遠い遠い時間の遙か
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