将来アジア系初の米国大統領になる予定の我が子は、そんな親の予定とはとくになんの関係もなく、ふつうに地元の学校、いわゆる現地校というのに行っている。クラスが始まってすぐの頃に、そのクラスの親の名簿と言うのを作ってくれた人がいて、それがメールで送られてきたのだけれど、それが Google Docs のスプレッドシートで書かれていた時にはちょっとニヤリとした。お膝元とはいえ、素晴らしすぎるだろう、と。(その後、彼女とは火曜日のボランティアをともにすることになり、彼女の旦那ともなんどか話す機会があって分かったのは、その旦那は Googler であったということ。なるほど)それはそれとして、先日、日本語補習校というのに行くことになった将来アジア系(ry の我が子のクラスの親の名簿と言うのあって、それは誰かが書いた専用サイトで管理されていて、それはそれで大したものだとは思うのだけれど、その管理画面をみていて気づいたことが、親の使っているメールアドレスのパターン。ちょっと気になって、現地校の名簿を確認してみたら、使われているメールアドレスの頻度は、以下のパターンになっていた。 yahoo.com > gmail.com > hotmail.com >>> 自前ドメイン >>>(越えられない壁)>>> ISP (comcast.com) ちなみに、自前ドメインの人というのは、Google Apps か GoDaddy のようなネームプロバイダのものを使っていた。さすがに今さら自前でサーバを立ててる人はいないらしい。まあ、1、2、3 の差は誤差の範囲だったけれど、ようするにパーマネントに使っているウェブメールのアドレスがあるということ。それにしても、yahoo.com が根強く人気というのは何となく分かる気がする。デスクトップのメールクライアントと同じような操作感というのは、その方が安心する人は多いのだろうと思う。それでなにが嬉しいのかよく分からないけれど、知ってるパターンと一緒というのは楽なんだろう。うちの職場でも yahoo.com のメールの根強いファンがいる。ただ、hotmail.com を使いたい人の気持ちはよく分からない。メールアドレスを変えたなくないというだけのことだろうか。実際には gmail.com に転送して使っているのかも知れないけれど、いまどき hotmail.com はない気がするけれど、そうでもないのだろうか。さすがに研究用にすら hotmail.com は久しくみていないので、よく分からない。さて、日本語補習校の方はというと、、、 ISP (comcast.com, sbcglobal.net) >>> hotmail.com > yahoo.co.jp >> gmail.com という順番だった。つまり、多数の人がプロバイダのくれたアドレスをそのまま使っているということで、これははっきりいって意味が分からないし、ありえない。何も考えてないのだろうと思う。考えてやっているのだとしたらそれはそれですごいけれど、たぶん何も考えてないに違いない。ていうか、なんだ、これは。ありえないだろ。Yahoo! Japan をメインに使っていてそのアカウントのメールがメインという人が多いのだったら意味は分かるけれど、つか、gmail.com がここまで惨敗って笑える。なんか、高校のときに埼玉から豊橋に引っ越したら「おまえ、ど訛っとるなあ。訛っとるって自分じゃ分からんだらぁ?」ってクラスのみんなにからかわれたのに、ちょっと似てる気がする。ルールが違うと何もかもが違う、みたいな(笑)まあ、日本の人たちがこうってのなら、それはそれでいいし、べつに何とも思わない。どうせ、Yahoo! Japan とか Hatena とかの国だし、持ってる唯一の計算機はケータイの国だし、いまさら何が来ても驚かない。でも、同じベイエリアに住んでいて、しょっちゅうグーグルでタダメシ食わせてもらっていて(嘘)、なんでこんなにはっきりとした特徴的な差がでるのだろうか。うーん、これはネットリテラシーとかいう次元の問題じゃない気もしてきた。もちろん、どっちも一クラス分のデータなのでサンプル数があまりにも少なすぎるけれど、クラスはランダムに編成されているのだからそれなりに傾向はあるんだろうと思う。 うーむ、うーむ、うーむ。
投稿者: ぼんやりと考えたこと 投稿日時: 2008年4月16日(水) 20:46- 参照(258)
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