家を改築するので、あれこれ部材のサンプルを取り寄せたりしている。で、とあるタイル屋に電話で問い合わせ、あれこれ話した後「サンプルを貸し出してもらえる?」=”Can I borrow it out?"と聞いたら、突然相手が「君、ドイツ人?」と聞いてきた。「違うけどなぜ?」と聞いたら、「いや、僕お母さんがドイツ人で、そのお母さんがよく『borrow it out』って言ってたから。」「あれ、borrow it outって変だった?なんて言ったら正しいの?」「うーん、いや、なんて言うのかなぁ・・・わからないなぁ。borrow it outでも間違ってる訳じゃないんだけど・・・」後で、ダンナに聞いたら「多分outが付いてるところが変だったんじゃない?」とのこと。borrow itでよかったんですね。私的には多分日本語の「貸し出し」という言葉に引きずられて「出す=out」とつけてしまったように思う。もしかしてドイツ語でも「貸し出し」みたいな表現があるのかしらん。そういえば(前も書いたけど)昔、ドイツ語圏のスイスから来た友達が「Look! Wash bear!」と言ったのを聞いて、私はさっと「wash bear=アライグマ、がいるんだな」と脳内変換したのだが、周りのアメリカ人はきょとんとしている。しばし考えたらアライグマは英語ではracoonなんですね。さらに、ドイツ語の相づちで、日本語の雰囲気そのままに「あぁ、そう」と言うというのもありますね。

投稿者: On Off and Beyond 投稿日時: 2008年3月14日(金) 21:28