書籍:「さおだけ屋はなぜ潰れないのか?」(★★☆)コメント:Amazon.co.jpを彷徨っていたら、タイトルに目が止まり、思わず購入。「さおだけ屋はなぜ潰れないのか?」…確かに、なぜ潰れないのだろう?本書は、この疑問だけを解説している訳ではなかったので、若干「引っ掛かった」感は否めないが、「一般人が、会計を親しめるような本」として、「さおだけ屋」「ベッドタウンの高級フランス料理店」など生活の中で感じる「身近な疑問」をテーマに、会計のエッセンスを解説した気楽な書籍としては、充分に評価出来る。逆説的には、本当に会計を学びたい人は、別の書籍を購入した方が良いのかも知れない。まあ、そのような人は、このタイトルでは、購入しないと思うが。当方としては、真新しい事は無かった為(さおだけ屋に関しては、へーと思ったが)、評価★★ではあるが、会計(=ビジネス)の本質を的確に捉えるという意味では、お薦めな書籍だと思う。・利益を出すためには「売り上げを増やす」「費用を減らす」・「商売の原則は、等価交換」・「チャンスロスを考えながら目標設定を」・「在庫は悪だ」・「単価が上げられないのなら回転率を高めろ」・「ある特定の数値を定期的におさえること」が分析の極意・「ありとあらゆる数字の背後には、意味がある」さおだけ屋はなぜ潰れないのか?

投稿者: YES AND .blog 投稿日時: 2006年12月23日(土) 00:06