この記事は「不都合な真実の原点:「地球の掟」を読む (3)の続きです。アル・ゴア1992年の著書「地球の掟- 文明と環境のバランスを求めて」をご紹介しています。

今日のエントリでは11章から13章をご紹介します。環境問題に対する技術偏重の限界、文明自体の機能的、精神的な病理の心理分析、そして環境問題に宗教やスピリチュアリティはどう対応してきたのか、というやや哲学的、観念的な内容を含みます。

ゴアの広く深い思索の旅には寄り道もありますが、表面的なブームやトレンドで終わらせないために、環境問題に真剣に取り組みたいと思う人なら、彼の思索の足跡をたどってみることは非常に価値があると思います。

投稿者: みーぽんのカリフォルニアで社会科 投稿日時: 2007年7月24日(火) 01:41