昨今、スマートフォンを使ったサービスが雨後の筍のように現れていますが、そんなサービスのひとつ、Booster Fuelsを使ってみました。
Booster Fuelsは、駐車場に停めておいた自分の車に給油してくれるサービス。まだサービスエリアを限定してのサービスインだと思いますが(どうやら各会社と契約して、その会社のパーキングでサービス展開している様子)、僕の勤務先の駐車場がサービス対象エリアで、かつ、今なら$20のクーポンが貰えるので使ってみました。
まず、車を会社のパーキングに停めて、スマートフォンのGPSをオンにし、BoosterFuelsのアプリを立ち上げます。
画面には、現在の車を停めた位置が表示されるので、必要であれば位置調整します。
そして、自分の車の情報(メーカー、車種、色、ナンバー)と支払いに利用するクレジットカード情報を入力します。購入するガソリンのタイプを選択し(レギュラーかプレミアム)、最後に、車の給油口のフタを空けておけばok(外からフタを空けられるタイプは必要なし)。
車の情報とクレジットカード情報は初回に入力するだけで、2回目からは入力する必要はありません。また、複数の車の情報を登録しておくこともできます。
現在、ウチの会社の場合、午前と午後に給油車が回ってきます。午前10時と午後1時がカットオフタイムのようで、午前10時までにオーダーを入れればその日の午前中に、午後1時までにオーダーを入れると午後4時までに給油を完了してくれるようです。
BoosterFuelsの今日のガソリンの値段は1ガロンあたり $2.73でした。
店舗を持つ必要がないのでガソリンの値段を抑えられ、この周辺の平均的なガソリンスタンドよりも若干安めの値段設定です。
給油が終わると、E-mailとSMSでレシートが送られてきます。
二度ほど利用しましたが、わざわざガソリンスタンドに出向く必要がないため、なかなか便利なサービスです。
若干気になるのは、
- サービスを受けるには屋外に駐車する必要がある。ガレージに駐車した場合にはサービスを受けられない
- 給油口を空けっぱなしにしておくのは悪戯されないかと若干気が引ける(会社のパーキングでそんなことする人はまずいないだろうが)
ということでしょうか。ウチの会社の場合、屋外パーキングから先に埋まるので「今日、このサービスを受けよう」と思いつつ遅めに出社すると屋外パーキングに停められずサービスが受けられないということになります。
果たしてこのサービスが普及するかどうか分かりませんが、忙しい人にはこの上なく便利です。
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