現在B-bridgeでインターンとして働いている私がアメリカに来たのは2005年の9月。一年間弱、ここカリフォルニアから飛行機で北に3時間したところにあるオレゴン大学で交換留学生として勉強した。オレゴン大学には日本人留学生も多いものの、私はアメリカ人の友人に囲まれて、ほとんど日本語を話すことなく生活した。逆に、彼らのほとんどにとって私は、「日本人で初めてここまで親しくなった人」そして「日本人のイメージと違う女の子」だそうだ。彼らとのコミュニケーションの中からたくさんの異文化発見をし、学んだことは計り知れないが、その中に"日本/日本人へのイメージ"があった。お互いこんなに現代化した国で、交流も行われているが、アメリカ人からの日本へのステレオタイプ化されたイメージは、日本人から見るとどうもずれているところがある。そのイメージをういくつかあげていこうと思う。1.テクノロジーがすごい。アメリカのデジタルカメラや電子辞書、携帯電話は日本の三年前の技術といってよい。特にカメラについては、ハイテクカメラとどこでも写真を取る日本人のイメージがセットになっているようだ。2.どこにいっても混んでいる。テレビや映画への露出はどうしても東京が多いため、新宿や渋谷の繁華街をイメージすることが多い。また、カリフォルニアサイズの日本にアメリカの1/4の人口がすんでいるというのも脅威のようだ。日本では特に知られていない、チューブ型のベッドが重なった写真がアメリカ人の間では有名だ。そのことからもステレオタイプ化していることが伺われる。確かにあの満員電車はアメリカ人なら理解できないだろう。彼らなら遅刻しても乗り越すかな・・3.FASHION CRAZY!"Harajuku Girl"は原宿にいるゴスロリ系ファッションの女の子たちで、その写真は有名。逆に渋谷系ギャルはほぼ無名。そんな極端なものだけじゃなくても、みんながファッションに対してとても興味があり、おしゃれだという概念はあるらしい。男の子のファッションをフェミニンだと思うアメリカ人も多い。4.物価が高いこれは昨日も電車の中で話しかけられた乗務員にいわれた。これも東京のイメージといえよう。ガソリンも飲み代も高い。でも、アメリカの電車賃は高いよ!と言い返しておいた。5.GEISHA・・・・芸者映画memoir of geishaを見た方もお分かりのとおり、アメリカ人は芸者が大好き。成人式の写真を見せると、「あみ、芸者だったの?」(もちろん成人式の説明はしました。)可愛い下駄の置物をあげると、「GEISHA SANDAL」と訳していた。アメリカ人から見た日本の伝統ということだろうか。辞書でも芸者と引くとただ"geisha girl"と出てくるほどだ。6.全体的におとなしく静か。女性の場合、従順で意見を言わない。
私がイメージと違うと思われるのは主にここだと思われる。アメリカ人は実際日本人よりだいぶ声が大きい。何も話さないと会話に参加させてもらえない(彼らに悪気があるわけでなく彼ら自身が話したがりなことが多い)。日本のように「うんうん」、「そうだよねー」といいたうなづき、同意の時間は少ない。彼らから見ると日本人は特に静かに見える。これは日本の会話が"和"を求めることに関係しているのではないか。日本女性については、古い調査ではアメリカ人が結婚したい女性50か国中第2位だそうだ(桝本社長のお友達情報)。ただし逆に意見をいわないことにフラストレーションがたまる人も多いそう。7.いつも一緒に行動している。「あみ、あなたは違うから聞くけど、何でいつも日本人は一緒に行動するの?」 この留学中何度も聞かれた質問である。アメリカ人曰く、せっかくアメリカに来たんだから溶け込まなくては、と。私自身も最初はそう思っていた。ただ、途中から説明が変わった。私たちアジア人は集団主義が基本にあって、自分を集合の一部とみなすことに快感を覚えるのではないかと。8.行儀がいい。お辞儀に代表される作法と同時に、いすに足を上げて座る学生がいなかったり、教授に対してもフランクな態度をとる学生がいないことからこのイメージがついたと思われる。実際私は日本人の行儀はほんとにいいと思う。これは素敵なステレオタイプですね!9.英語は下手だが数学が得意。がり勉。これはアジア人全体に対するイメージといえるだろう。アジア系アメリカンもそこに含まれる。アジア人はハードワーカーというイメージが強い。実際、大学前のスタバと図書館はアジアからの留学生で埋め尽くされていることも確かだった。10.お金持ち!日本のほうが何でも優れていると思っている人が意外と多い。特に、経済的に抜かされている、という点で不利に思う人は多いようだ。--「はじめての親しい日本人」で」ある私が、どこまで真実を伝えられたかはわからない。ただ彼らにとって日本がもっと現実味を帯びた世界になり、、"東洋の端っこ"という遠い国のイメージを脱したなら、うれしい限りだ。Ami Matsuzawa
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