父の日なので娘が来ています
図書館に返却する本があると言うので
お墓参りの後で図書館に寄りました
図書館の横に
市の大きな果樹園があるのですが
木には一杯アプリコットが生っているではありませんか
ここにはよく写真を撮りに来ました
こんなにアプリコットが生っているのを見るのは初めてです

下は2007年に撮った写真です
アプリコットの並木 古いアプリコット
それが今日はこんなです

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果物を摘んだらいけません というサインが立っていました

ところが20m離れたところで 
中学生位の女の子とそのお父さんが
アプリコットを摘んで袋に入れているじゃないですか!
や~っぱり こんな規則を守らないのはアジア人!
私は近くに寄っていき
ここの果物は取ってはいけないのですよ~~ と言いました

そしたら逃げるようにして車に乗り込み去って行きましたよ
それから数分くらい果物の写真を撮っていると
トラックが近寄ってきましてね
白人の体格の良いおじさんが
私を睨み付けるように 
果物を取ってはいけません!って言うのですよ!

取っていませんがね!
写真を撮っているだけですがね!
それどころか
取っていた人がいたので 今 取るなって言ったばかりなんですから
…と言っても全然信用した顔じゃないのですよ!
うえ~ん
私 人相悪いから

うわ~ こういう感じで冤罪被害者になってしまうのですよ!
運悪くその場所にいたために
事件に巻き込まれてしまい
放火で濡れ衣を着せられ有罪になった二人が頭をかすめて。。。

どんな人が取っていたか
入れ物を持っていたかと質問されて
覚えている事は全部話しましたら
やっとおじさんの顔つきが変わってきましたよ
一個二個の味見くらいなら良いんですけどね…ですって
味見どころか
こんなに落ちている果物だって拾っていませんのに

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尋問が終わった頃に 娘が用事を済ませて戻ってきました
その頃にはおじさんもニコニコして
次回は盗人やその車も写真にとってくださいですと!
いや~ そこまで ちらっと考えましたけど
アプリコットを10個位のことで 逃げる車の写真を撮るのは失礼かなと思ったのですよ

カリフォルニアは今年のように旱魃で
農家が水不足の為にアーモンドの木を強制的に枯らせてしまうという時ですから
そのうち アプリコットが金のような価値になるのかもしれませんね
このような旱魃が続けば
アプリコットくらいのことでって笑っていられなくなりますね

           

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投稿者: カルフォルニアのばあさんブログ 投稿日時: 2014年6月16日(月) 11:07