92号線をHalf Moon Bayに向かって進み、パシフィック・コースト・ハイウェイ1号線にぶつかるちょいと手前左手に青い建物のHalf Moon Bay Fish Marketなる店がある。前を通るたびにちょっと覗いてみようかと気になっていたんだけど、ついに先日その店に足を運ぶこととなった。

Half Moon Bayの魚屋だけに安く新鮮な魚介類が手に入るのか?とちょっと期待していたんですが、残念ながら、期待はずれでした。

そもそも何故その店に行くことになったかという経緯から。
クリスマスの日に友人を招いての食事会を企画し、先日食べたダンジネス・クラブが美味かったので、またそれを出そうと計画。ところが、クリスマス当日はほとんどのお店が閉店してしまうので、その前日の24日にカニを買いに再びHalf Moon Bayの港へ足を運んだ。

ところが、この日の港は大混雑で、カニ漁してきた船はどれも売り切れ。
その港の入口にあるカニ屋もカニを求める人で長い行列が出来ていて、その列の最後に並んでいる人は "SOLD OUT" なる札を持っている始末。一応店員に確認するも、この店もすべてカニは売り切れ。

かみさんは、あらかじめ、Half Moon Bay Fish Marketに電話を入れて、お店がこの日開いていることを確認していたので、カニを求めにその店に行ってみたというのが経緯。

で、そのFish Market、行って驚いたのはカニの値段。なんと、1パウンドで $6.99 でした。前回、船から買ったカニはパウンド $4 だったので、1パウンドあたり $3 も高いじゃないっすか!! 足元見られすぎ!?

※漁船から直接買うカニの値段は変動するとのこと。なので、同じ日に漁船から買ってもパウンド$4で買える保証はないとのこと。それでも、漁船から買うよりも高いのは明らか。Shinaさん、情報ありがとう!

ありえね~

更に、その店ではカニが入ったカゴが床に置かれている(普通水に入れておくでしょ?)。

それでも、背に腹は代えられないので買うことにしたんですが・・

かみさんがお店に電話した際に、「翌日、調理したいのでそれまで持たせられる?」と聞いたところ、「翌日まで持つようにしてあげますよ」との返事だったので、それなりの梱包(?)をしてくれるものと思いきや、普通に袋に入れるだけ。明日調理したいんだけど、と聞いたところ、冷やしておけば大丈夫とあっけない返答。

うーん、本当に翌日まで持つのだろうか?

冷やしておけと言われたものの、ちょっと心配だったので、家に帰ってネットで調べてみました。
すると、確かに、カニは一晩ならまず問題なく生きていられるとのことだったんだけど、早くに調理してしまうべしとの意見が多数。というのも、カニは、

  • もし、カニが死んでしまうと、そのカニの質が急激に悪化する
  • そして、その死んだカニは他のカニの質を悪化させる
  • カニの出すおしっこがカニの身の質を悪化する

だそうで。
そして、他の意見として、「カニは今日茹でたのを今日食べても明日食べてもそれほど味は変わらない、しかし、今日調理できるチャンスがあったのに、それを明日まで生きながらえさせて明日調理しようとすると、上記の理由で質が急激に落ちる可能性がある。であれば、確実に生きている今のうちに調理してしまうのがベター」とのこと。

結局、買った日のうちに調理してしまおうということで、その日のうちに蒸して、そのうちの2ハイをかみさんと食べてみたのですが、なんだか味がイマイチ。前回漁船から買い付けたカニの方が格段に美味かった!

と、いう訳で、たぶん、Half Moon Bay Fish Market に足を運ぶことはないでしょう。

投稿者: Franklin@Filbert 投稿日時: 2011年12月26日(月) 07:35