アメリカの肉屋さんではChâteaubriant とフィレを切り分けて売ってるところは少なく、だいたい順番でたまたまそこが回ってくるといった感じなので、わざわざ切り分けしてあるとつい買ってしまう回りの脂を掃除して肉焼脂にします、 この脂をフライイパンで炙るとなんとも言えない牛脂の香りが立ち上りってくる、
これを使ってジャージャーっと表面をいっきに揚げ焼き状態にして、まだ柔らかいうちに終了
少し休ませて中まで火入れ
昔のステーキって言うのは独特の肉香と荒っぽい歯ごたえがあってそーいうのが時折脳裏というか口裏によみがえってくる、商店街の洋食屋さんのビフテキってやつ あーそーだビフテキが食べたいんだ、 口の中でとろけるとかそんなのはどーもビフテキの仲間ではない半分はそんな勢いでガシガシ、半分は薄くスライスして牛脂を少し隠し味にした即デミをジャーっとかけまわしてで
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