我が家の庭には梨の木、リンゴの木、レモンの木、オレンジの木があります
去年とれたリンゴは10個くらい 梨は1個あったっけ
でも今年のリンゴは100個くらい 梨は20個という豊作でした
取れる年と取れない年 いつも一年おきです
最近初めて知ったのですが
これを「隔年結果」というそうです 情報はここから
成らない年を裏年
成る年を表年
どうして裏年と表年が交互にくるのか
「果樹の習性として、枝の一部で果実を形成しながら、同じ枝の一部では来年の花芽が形成されている。そのため、その年に過剰な果実生産を行うと、どうしても来年の花芽形成量が貧弱になってしまう。」
何てことだ!
毎年 じいさんが「リンゴが多すぎるから摘まないと」と言うのを
私は「数が多い方がいいから摘まないで」と言ってさせなかったのですよ
実の数が多すぎる時は自然淘汰現象が起こり
自然に実が落下してしまうそうです
これを落果という
全くその通りで
夏の暑い日は特に 沢山赤ちゃんりんごが落ちることがありました
落果をおこさないように
隔年結果を起こさないように
リンゴを少なくしないといけないのです
これを摘果という
ではどのくらいの摘果をしたらよいのか?
何と!!
葉の数で決めるそうなんですよ!
つまり
「1個の果実を生産するのに必要な葉数」が決まっているのです
例えば
リンゴは20~40枚程度を目安とか
商業用産地のリンゴになると60~70枚とか
葉数が多くなれば多くなるほどリンゴも大きくて立派になるのですね
で
我が家のリンゴの葉数は?
2~3枚か?
これでは来年成るはずがないですよ
第一回目の摘果は開花後10日~2週間の間
第二回目の仕上げ摘果
摘果は膨大な労力を必要とするので商業果樹園ではオーキシンという薬剤を使うそうです
これってリンゴの薬流産ですよね
又は開花中に薬を散布しておしべを殺してしまうそうです
大きなリンゴを作るのにそこまでするんですね~
来年はじいさんに摘果をしてもらいましょう
勿論 手でね
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