又々中国からびっくりお話です。
何と今度は中国人もびっくりしたお話。
CCTV(中国中央電視台)と言うテレビ放送は中国共産党から指示に基づいて報道を行っているテレビ放送だそうですが、それにしては大胆なニュースを流したものです。
CCTVが北京の(何と!首都ですぞ!片田舎じゃないんですぞ!)中華饅頭を売っている屋台にルポをした時の模様が中国で放送されたのです。
7月12日のCCTV放送は中国の食べ物を安全にしょうとはかる政府の取り締まりもかかわらず、未だ続く中国の食べ物の危険性を指摘している。
中国には許可も取っていない無数の屋台が溢れているが、そこでは少しでも利益を上げる為に安い材料を使ったり、使ってはいけない代用品が使われる事が多く、これを取り締まるのは殆ど不可能に近い。
CCTV放送の身元を隠したレポーターが北京のChaoyang街の蒸し饅頭を売っている屋台のルポに入り込んだ。
屋台主は汚らしい建物の中に隠しカメラを持ったレポーターを案内して、真白な(本当は豚肉の入った)蒸し饅頭が一杯並んでいる蒸し器を見せてくれた。
周囲は不潔そのもの。床には水溜りがあり、古い家具があり、そして汚い床にはダンボールが置いてあった。
レポーター:蒸し饅頭の材料は何?
屋台主:6対4
レポーター:6割がダンボールか? じゃああとの残りの4割は何だ?
屋台主:脂身の多い肉さ
その後はどうやってダンポールの饅頭を作るのか屋台主と手伝いが見せてくれた。
四角のダンポールが床から拾い上げられ、(通常紙とか石鹸等を作る時に使われる)caustic sodaが入ったプラスティックの容器に浸された。軟らかくなったダンポールは大きな包丁でみじん切りにされ脂身の多い豚肉と粉の調味料が加えられた。
レポーターが出来上がりを味見して
レポーター:あんまり味がしないし、硬いね。他の人は違いが分かるのか?
屋台主:殆どの人が分かんないよ。普通の人なら簡単に騙せるさ。自分は食わねえけどね。
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