なぜそこにあるのか分からないのだけれど、気づいたらつまめる肉があちこちについていて、これ、いい加減に本気でなんとかしないとまずいなあと思い始めて一年くらい経つ。たまたまフィットネスとか個人トレーナーとか、社内にある会社に入ったというのもあるし、ここはひとつ、女房が日本に行ってる間に運動を始めてみちゃおうかな、なんて思ってたら、先週末、たまたま目の前に Sports Authority があったりして、とりあえず運動するのに適した服装なんぞをいろいろ買ってみたりした。しかし、はたとみると 5日たってもタグが着いたままという。そうか、買っただけじゃ何も起きないんだな、まあ、今月中にタグを取るのを目標にがんばろうかな、くらいに思っていた。今日というかもう昨日になってしまっているのだけれど、「やもめ会」とかいうわけの分からない飲み会があって、たまたま誘われて行ってきた。家族が日本に帰っていて、ひとりぼっちになっている貴族で集まって飲んだくれる会なのだけれど、ぼくよりも20歳以上年配の方ばかりで、ひごろ自分と同世代か微妙に若い連中とばかりつき合っているので、なんか、久しぶりに本格的に若輩者になれて、いろいろと勉強になった。初めて誘われて行ったので、ほとんど全員が初対面だったし、年配というかあれだけれど、まあ子供が大学生とかいう感じの人ばかりのなかで、ちょっと若い感じの人がひとりいて、挨拶してみたらドラマが待っていた。「ひろしまといいます。初めまして」「え、ひろしまって、あの有名なひろしまさん?」「はあ?有名って、まあ、一部というかぼくの中ではかなり有名ですけど、、、」「えーと、なんだっけ、なんで知ってるんだろ、、、ああ、そうだ、ブログ、書かれてますよね」「ああ、ええ、まあ。くだらないことを書きなぐるだけのあれですけど、、、」「ああ、やっぱり。最近、転職されてましたよね。ずっと読んでますよ」「げ。それは申し訳ない」話をしてみたら、その彼は某オラクルの人で、よくよく話をしてみると同級生だということが発覚。そして、なんと、彼はぼくに「しかし、写真よりもだいぶ肉が着いてて、分かりにくいよ」なんて言い出す。女房にも言われてるし、ぼくも鏡を見るとおまえは誰だって思うので自覚はあるのだけど、彼、もう、はっきり言う言う。「写真と同じレベルに戻さないと、話にならないね」彼は、一年前にはたとエアロビスクを始めてからトレーニングにはまって、毎日一時間とか平気で走るらしい。休日は二時間ほど走って子供とさんざん遊んでもぜんぜん余裕という。しかし、一年前は 1km も走れなかったくらいだったという。それが、アスカトラズからサンフランシスコまで泳ぐようになってしまうは、フルマラソンを走るようになってしまうは、もう、運動オタクになっていて、「運動を本格的にすると、ほんとに人生かわるよ」なんて言う。なんか、同級生に完全に負けてて、かなり悔しくて仕方ない。仕方ない、トレーニングウェアについたタグは週末にとって、月曜日から運動、始めます。くそお。というわけで、実名で顔を出してブログを書いてると、結果的に、運動して脂肪も体重も減ってむちゃくちゃ健康になれるわけです。いいことが勝手に起きるわけです。それは関係ないだろ、と思う人は、本当に分かってない。これはちゃんと因果関係があるのであって、ただの偶然ではないのです。という話。

投稿者: ぼんやりと考えたこと 投稿日時: 2008年7月4日(金) 02:47