お久しぶりです。先月は日本に行ってました。 いろいろと書こうとは思っていたのだけど、日本に着いて1週間ほどしたところで高熱を出してダウン。調子が戻ってきたころにはアメリカに戻らなきゃいけないという感じで何だかなぁという帰国になってしまった。熱に気づいたときはインフルエンザの疑いもあったため、近所の医者のところに行って診てもらったんだけどアメリカに住んでいるオレは日本の健康保険に入ってないので治療費は全額自己負担。 そして、熱の原因はインフルエンザじゃなかったが、何らかの感染症ということで抗生物質の点滴を4日に渡り受けたため治療費は数万円ほどかかってしまった。実は、今回日本に行く前に日本はインフルエンザがすごいことになっているという話を聞いていたので、医者に行ったらどうしたらいいんだろうと調べていたのでちょっと紹介しようと思う。まず、今回のウチの場合。ウチが現在アメリカで加入している健康保険会社に、日本に行く前に電話で問い合わせたら日本での治療も out-of-network の visit ということでカバーされると言われた。この場合、$200 までは自己負担だが、それを越える分の80%が返ってくることになるらしい。で、実際に日本で医者に行ったあとに、もう一度問い合わせてみたら Itemized Bill (医療費の総額じゃなく、治療費にいくら、検査にいくらといった明細)があれば診断書とかいらないと言われた。 しかも、翻訳も保険会社のほうでやってくれるのだとか。ということで、アメリカに戻ってきてからこの手続きをしてみた。 アメリカのことなので、本当に日本で払った分の一部が返ってくるかはまだわからないが、普段の保険がカバーしてくれるのであれば余計な手続きやお金がかからないので海外に住んでいる人は一度、自分の健康保険を確認することをおすすめする。もし、自分の健康保険が海外での治療をカバーしてくれない場合はいわゆる旅行保険を使うというのが次の手になるだろうか。結局ウチは使わなかったが、HCC Medical Insurance Service というところのこういった保険を検討していた。期間や保証金額によって変わるが$100ドル前後の掛金でそこそこのカバーをしてくれる。こういった保険はGoogle で Travel Insurance のキーワード で検索すれば保険のサイトやそれを扱うブローカーのサイトなどが見つかると思う。旅行保険はクレジットカードなどにも付いてくることもあるが、ウチが持っているクレジットカードは荷物がなくなったといったものはカバーしてくれるが、医療費のカバーはなかった。 いざというときのため、持っているカードの内容を確認しておくといいと思う。あとはウラワザ的な感じになるが、日本に滞在中は住民票を戻して日本の健康保険を使うという手もなくはない。ただ、短期間しかいない場合は手続きが大変だし、保険料、税金や年金といった支払い義務も生じたりと何かとややこしい。また自治体によってはある一定期間以上いないとダメと言われることもあるんだそうな。- 12月30日 追記- 申請していた請求が無事通り、チェックが送られてきました。 残念ながら薬代は出なかったけど、診察代に関しては規定どおり $200 を越えた分の80%が戻ってきた。 とくに追加に提出した書類もないし、電話で説明しろなんて言われたわけでもなかった。 めずらしくきっちり仕事してくれたなぁ。No related posts.
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