1年ほど前に我が家の近くに小さな中華料理屋が開店しました。とても美味しいレストランです。 今までの中華料理とはちょっと一味違う感じで美味しいのです。他の中国人もそう思うのでしょうか、週末も平日も盛況。何度か行くうちに、面白い事に気がつきました。火曜日と水曜日は同じお料理でもいつものように美味しくないのです。 シェフが変る日なのでしょうか。同じ材料、多分同じ分量で作っているはずなのに、どこかが違うのです。考えてみると自分で作るお料理でも同じものが美味しかったり、美味しくなかったりその時によって大分違うと感じる時があります。材料はいつも新鮮な物を使う事を条件にしても食材を投げ込む寸前のフライパンの温度油の量その時のお野菜の水分量ちょっとした変化でいつもの味にならない時があるのです。 フライパンの上でお野菜が水分を飛ばす速さキャベツにどれだけの焦げをつけるか水が出る前に仕上げる手早さその為には絶対に大切なフライパンの温度コントロールそして何よりも大切なのはフライパンの大きさと食材の量のバランスフライパンの大きさまでレシピには書いてないけれどもこういう点を見極めながら料理するところが料理人の腕が現れるところなのかも。単なるキャベツの炒め物が同じフライパンを使って同じ油の量を使っても作る人でたかがキャベツにならないのはそういう違いなのかもしれません。要するに料理上手というのはいつ作っても安定した味を出せる人のことでしょう。そう考えると私の料理なんて酷いものだ。その点アメリカ料理のキャセロール類は一度に沢山できて失敗が少ないですけど中華料理は矢張り難しい。 にほんブログ村 シニア日記ブログへ

投稿者: カルフォルニアのばあさんブログ 投稿日時: 2009年9月21日(月) 09:16