どうも。日本は熱帯と化しているらしいですね。みなさまご無事でしょうか。
こちらは涼しいのですが、しばらくクライアントの技術レベルのプレゼン資料を作るのに熱く格闘しておりました。私がサポートしている売却側に立ったM&Aのプロセスでは、そのベンチャーの情報を段階的に開示し、興味を示す企業を絞りつつ、対話を進めていくわけなのですが、最初の企業紹介と最後の詳細なデューディリジェンスの間にあるステップで、どのように中身を示していくかというのは、いつもかなり悩ましいものがあります。
私の場合はテクノロジーベンチャーを扱っているので、主な内容はそのベンチャーの「技術の素晴らしさ」になるわけですが、「素晴らしさ」といってもアカデミック・科学的な観点からではなく、相手企業が現在抱えている穴、そして今後立ち向かうであろう困難をどのように解決できるのかを、宣伝的ではなく且つ説得力のある形で示す必要があるのです。
ベンチャー企業がソリューションをお客様相手に説くことは日常茶飯事なのですが、この場合違うのは、M&Aの相手候補というのは通常そのソリューションのエンドユーザーではないことです。相手候補はそのベンチャーの技術をそのまま或いは自社の既存製品・技術と合わせることで、彼らのエンドユーザーに提供するために、買収を検討しているのです。よって、通常行っているようにソリューションを説明するだけでは不足で、その一歩先を行く必要があります。What we doではなくhow we do what we doに深入りするという感じなのです。