いつものアメリカ化学会会報、Chemical & Engineering News 3月3日号に、Postgraduate Guidanceという記事がありました。残念ながらオンラインでは会員のみのアクセスとなります。これを見て、なーんだ、アメリカでも似たようなポスドク問題はあるんじゃん、と思いました。化学会なので化学関係の研究者たちの話ですが、まあライフサイエンス全体と考えてもよいのではないでしょうか。たとえばこんな言葉が:"Many graduate students assume they're going into academia, but I think it's important for people to see that there are more options," 多くの大学院生は、自分はアカデミアの道を進むものと考えているけれど、他にもっと選択肢があることを知ることも重要。そんな当たり前のことをあらためて述べなければならないようです。そして、"Most graduate programs in chemistry do an excellent job of training students to do research," Joel Shulman says. "But many graduate departments do not do a very good job of training students to take research jobs in industry." 「大学院は研究のトレーニングは素晴らしいけど、インダストリーで研究職を得るためのトレーニングはいまひとつ」と言うJoel ShulmanさんはUniversity of Cincinatiのadjunct professorで、Ph.D.コースを有する大学院で「Prepareing for Life After Graduate School(PfLAGS)」というワークショップを行っている。このワークショップ、基本的には2日間コースで、初日はアカデミア、インダストリー、およびガバメントでの仕事の類似点と相違点、まあ概論みたいなやつですね。さらに組織のカルチャーと特許、知的財産を理解する。2日目はジョブサーチプロセスのoverview。