二つ前の「ミリグラムでも油断するな」というエントリーに、下記のようなコメントをいただきましたが、それに関連して何が楽しいかということを。昔合成の先生が、溶媒やそいういった合成化合物の危険なものに囲まれているリスクを勘案しても、合成は面白くてやめられんと雑誌でおっしゃっていたのを思い出しました。楽しくてたまりません?今の仕事が楽しいか楽しくないかと聞かれれば、まあ楽しいかなと思います。「楽しくてたまらないか」といえば、ちょっとそこまでは言い切れないかも・・・。ただこのときに何が一番楽しいかというと、実は合成化学そのものではないのです(いや決してきらいなわけではありません、合成化学の先生方すみません 汗)。○○というリスクがあってもなお楽しいというのは、逆にその○○があるからこそ楽しい、という場合もありますよね?例えば遊園地の絶叫マシンとか、怪談や肝試しとか。上記コメント中の先生の楽しさがこれに当たるかどうかはわかりませんが、私が現在の仕事に感じている楽しさのかなりの部分は、どちらかというと絶叫マシンや肝試し系に近いような気がしています。つまりかなり大きなリスクそのものを楽しんでしまえという感じでしょうか。そして私が最も楽しんでいるリスクは、ラボの危険な試薬や合成サンプルの毒性といったものではないということです。このことは以前にも書いたと思いますが、スタートアップというのはまさにローラーコースター。あるデータによって会社のムードや価値が急降下したり急上昇したりします。