バイオ合宿などやるたびにいつも思うことですが、最近も米国での交換留学を終えて日本に戻ったある学生さんとメールのやり取りをし、さらに日本からシリコンバレーを訪問している何名かの学生さんたちと話す機会があって、みなさんが海外での仕事に興味を持っているということを聞き、大変頼もしく感じています。
多分何度も書いていますが、私自身は学生の頃、海外への関心などまったくなし、完全にゼロでしたので、こうやって実際に様子を見にやって来る学生さんたちは本当にすごいなと思います。
そのように意識の高い学生さんたちなので、私なんぞが何も言わなくてもきっとすばらしい人生を切り開いていくのだろうと思うわけですが、中でも医薬品業界に興味があるみなさんに、この数年間にこの業界で起きている変化と現状みたいなものを、お知らせしておくのも無駄ではないかなと思いました。大雑把に現状と今後ということで、2回に分けて書きます。
というのも、ここ数年、世界の製薬業界の産業構造、中でも研究開発のあり方は、業界全体が本当にグローバルで大きな変化の真っ只中にあるからです。この実態というのは、まだ社会に出ていない学生のみなさんが肌感覚として捕らえるのは難しいかも知れませんが、知識としてだけでも知っておいて損はないと思います。