犬に嘘をつく時
今ね ちびはず~っと私の方を監視中です
「未だ あるだろ 絶対まだあるはず」って顔をして
私の動作を見つめているんですよ
ほら こんな顔してね
自分が食べながらちびにせがまれるのは嫌なので
ちびの分をほんのすこし
お皿にとって小さく切ってやるのですが
30秒で...
夏場の店内の暑さには参ったが、冬は冬で問題があった。ボクの指は非常にデリケートにできており、すぐ荒れてしまうのだ。洗い物をし、濡れた手を拭くまもなく焼き台の火に手をかざす。これがよくなかったらしい。ひび割れ、やがて指紋もなくなる。毎日クリームを塗り、ラップを指に巻き、さらに軍手をつけて寝ていた。
そしてようやく鰻を焼くのにもなれたある冬、アイデアマン(山師とも言う)のM社長が、とんでもないことをやりだした。 冬場の串売りは売れないため、一計を案じた社長は、温かい温泉たまごとキヌカツギで客を釣ろうというのだ。この社長、電気部品会社の社長業では満足できず、さっさと人に譲って慣れぬ商売に手を出した前科者だ。鰻屋を始める前には、どういうわけかはしらないけど、家中 「大分のどんこ」 と「北海道の鮭の燻製」が山積みになっていたそうだし。
ビニール袋に卵とキヌカツギを入れて店頭に並べる。一袋100円だ。腰に手を当てて客が来るのを待っていたところ、お向かいのラーメン屋でタン麺をすすっていたはずの社長が怒鳴り込んできた。「なにやってるんだ!! うちは鰻屋だぞ!!ボ~っと立っててイモが売れるか!!!こうやってやるんだよく見とけ!!! 」
そこで満面に笑顔を浮かべると、太い両手を叩きながら、「おいしいキヌカツギが茹で上がりましたよ!! 温泉卵もありますよ!!! おいしいよ!! 温ったまるよ~ !!」
鰻を焼くと書いていますが、白焼きの場合は焼くことにより表面に脂がびっしりと浮き出してきます。でもこの際も表は焦がすまでは焼きません。皮目は軽く焦がし表は充分脂が出たらさっと水につけて脂を切ります。蒸すことで軟らかくなり、さらに余分な脂も抜けます。タレに浸けて(前面浸して)焼くというのは、どちらかといえば燻すと言ったほうがわかりやすいかと思います。Sさん、Hさんが団扇で煽ぎながら鰻を焼き上げていくのはかっこよかったなあ。
東北関東大震災被災者支援のベークセールとコンサートのお知らせです。
日時 : 10月2日 (日)
場所 : サンマテオ 仏教会
2 South Claremont Street
San Mateo, CA 94401
ベークセール 12:00pm - 3:00pm
コンサート 12:30pm - 1:30pm
Baking のお手伝...
俗に、「串打ち3年、裂き8年、焼き一生」 といわれる鰻職人の修行だが、なんとボクは、串打ちも裂きも飛ばして、いきなりこの店の焼きかたに任命された。朝店に出てシャッターを開ける。焼いた鰻や肝焼き、カマ焼きなどを並べるショーケースを店の前に引っ張り出すと、6坪ほどの店内が少しだけ広くなる。蒸し器にお湯を張り、焼き台に火をつけ、掃除をしながら鰻の到着を待つ。
Sさんが朝裂いて串を打った鰻を白焼きし終える頃、M社長が出てくる。最低20分から25分は蒸す。指で押してみて、社長がオーケーを出すとタレの入った壷に鰻をつけて焼く。もう一度つけて焼く。これがもう熱いのなんのって。焼き台の前に立つだけで暑いのに、3本串4本串ならまだしも、大き目の6本串、姿焼きになると8本の串が並ぶ。これらの串を両手の指の間に挟むのだがこれが熱い!!もちろん両面を焦がさずこうばしく焼かなければならないので、焼き台の上下で鰻を入れ替えたり、裏表をひっくり返す動作も必要になる。
蒸す前の白焼きはまだ硬いので、すこしくらい雑に扱っても大丈夫だが、蒸した後はきちんと串を持てないとすぐ崩れてしまう。一度社長が姿焼きを焼きだしたとき、お向かいのラーメン屋のおかみさんが、「社長、タン麺あがったよ!!」 と言いに来た。するとなんとこの社長、「おい、あとは頼むぞ」 と言って、出て行くではないか。
両手を水に浸け充分に濡らして串を持つ。熱い!!。もう一度水に浸けて・・・熱くて持てない!!
・ミニ刺身・カレーコロッケ・肉入り野菜炒め・漬物・ライス・味噌汁・サラダ $8.95 Today`s Special ・Mini Sashimi・Curty Croquette・Stir Fried Vegetables w/Slice Pork・Pickles・Rice・Miso Soup・Salad