食事を作ることの大変さが分かり、家族をありがたく思った人は優しい人です。友達や家族の調理の様子を見て、技をひとつでも盗めた人は、自ら学ぶ人です。こまやかな味の違いに調味料や隠し味を見抜いた人は、自分の感性を磨ける人です。旬の野菜や魚の、色彩・香り・触感・味わいを楽しめた人は、心豊かな人です。一粒の米・一個の野菜・一本の大根の中にも「命」を感じた人は、思いやりのある人です。食材が弁当箱に納まるまでの道のりに、たくさんの働く人を思い描けた人は、想像力のある人です。自分の弁当を「おいしい」と感じ、「うれしい」と思った人は、幸せな人生を送れる人です。シャケの切り身に、生きていた姿を想像して「ごめん」が言えた人は、情け深い人です。登下校の道すがら、稲や野菜が育っていくのを嬉しく感じた人は、慈しむ心のある人です。”弁当の日”で仲間がふえた人、友達を見直した人は、人とともに生きていける人です。家族が手伝ってくれそうになるのを断れた人は、独り立ちをしていく力のある人です。「いただきます」、「ごちそうさま」が言えた人は、感謝の気持ちを忘れない人です。家族が揃って食事をすることを楽しいと感じた人は、家族の愛に包まれた人です。・・・・・・これはビッグコミックオリジナルに連載中の、「玄米せんせいの弁当箱」17食目、「弁当の日」3章に書かれていた一節です。はしょって書こうと思いつつ、どこもはしょれなかったので全文書き写しました。来月日系人小学生相手に寿司の日+日本食講座をやることになっているので、ぜひこれを主題にして進めたいと思いました。
投稿者: 寿司豊味ととろぐ Sushitomi 投稿日時: 2008年5月25日(日) 07:33- 参照(217)
- オリジナルを読む