両親がバケーションで留守の間、馬鹿息子がワイルドパーティーを開いて警察沙汰になる場面、こんなシーンをアメリカの映画で見た記憶がありませんか。まるでそれを地で行く場面が我が家のお隣さんで起こりました。娘が裏庭に出て気がついたのですが、私のパソコンの横の窓ガラスが割れているのです。 そういえば!今朝庭に死んだ鳩が落ちていたっけ!死因はウェストナイル ウィルスかもしれないと思って、触らないように袋に入れて捨てたけど、もしかしたらあれはパレットガン(Pellet Gun)で打たれたのかもしれない!急いで鳩を取り出してよく見ると、矢張り弾が羽を貫通してお腹に穴があいていました!
そしたら近くにロビンも死んでいる!これも良く見ると羽とお腹に穴が開いています。
裏の馬鹿息子!この連休に両親はいないようで金曜日の夜から10人ほどのティーンエージャーが泊まりこんでパーティーをしていたのは気がついていたのですが、パレットガン(Pellet Gun)で鳥を撃ち殺しているとは!どうしたものかと家族会議をしていたら、夕方になって、又馬鹿息子+馬鹿友達が帰って来た!そして何と!又鉄砲で鳥を撃ち始めたのです!直ぐ警察に電話をしました。今度こそ現行犯で逮捕してくれるかもしれない!5分ほど経過して(その5分が永遠に思えた)やっと警察の2台の車が到着。3人の警官は裏庭に回って塀越しに警察:「パレットガン(Pellet Gun)の事で話をしたいんだけど…」 馬鹿息子:「OK…」意外と直ぐ認めました。住所と電話番号を聞かれて警官達は直ぐ少年の家に行き、10分程したら少年を乗せて戻ってきました。馬鹿息子:「本当に馬鹿な事をしてごめんなさい。もう2度としません。窓の弁償は必ずします。」今年の秋から大学進学が決まっている、大きな図体をした18歳の少年。私達の出方では訴えて刑務所に連行されてもよい歳なんだと警察は言う。刑務所に入れようなんて思ってないの。3年前に穴をあけられた窓ガラスと今回の窓ガラスをちゃんと弁償してくれれば。そして2度とこんな事を繰り返さない約束だけしてれれば。うちの右隣には3人も小さい子達が庭で遊んでいるし、左お隣には週末に小さなお孫さんたちが遊びに来る。人間に当たったら大怪我になるところです。それに鳥を殺すなんてけしからん!親はどこそこのIT会社の重役。馬鹿息子の両耳には半カラットもするダイアモンドのイヤリングがぶら下がっていました。本当に全額弁償してくれると思ったらぽちっしてね。
日本帰国の記録が終わっていないのに又話が前後して一体私はどこから投稿しているのかいよいよ不明になってしまった。実は5月22日、カルフォルニアに戻りました。けど、未だ体は日本時間。2年前の冷凍パイシートと名古屋空港のハプニングを書かなくちゃ私の旅は終わらないんですけど。追記:じいさんの話によるとBBガンとパレットガンは違うものだそうです。パレットガンの方がBBガンよりずっとパワーがあり危険度も高いらしい。ロビンの骨は折れて体から飛び出していたくらいだから、撃ち所によっては人間も殺せると思いました。
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