衝撃的な実話。多重人格を一つに統合する、という話し。似たような内容で、やはり実話の「24人のビリー・ミリガン」という本が15年くらい前にありました。比較すると、読み物として万人受けするのはビリー・ミリガン、内容がより衝撃的で深いのはSwitching Time。
そして、その深い話しを、誰にも勧めない理由は、多重人格の本人が子供の頃に受けた虐待があまりに、あまりに、あまりに凄惨だから。「人生には、知らなくてよいことがある」というようなキャッチコピーの映画が大昔あったような気がするのだが、まさにそういう感じ。
でも最後に、「人間って偉大だ」と勇気づけられます。そこは、本当にすばらしいのでした。
投稿者: On Off and Beyond 投稿日時: 2008年1月16日(水) 22:34- 参照(249)
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