格安航空会社の代名詞とも言えるサウスウエスト・エアライン。この航空会社は広く知られているように全席自由席となっていて、チェックインした順番で機内に乗り込みどこでも自分の好きな席に座れるようになっている。

その搭乗手続きが先日から若干変更となった。

以前は、チェックインした順番で乗客をA,B,Cの3グループに分け、一番最初に小さな子供連れやハンディキャップを持つ乗客を、続いて、A、B、Cグループの順で搭乗させていた。

現在では、より一層搭乗順序が細かく規定されるようになった。まず、チェックインした順番でA,B,Cの3グループに分けられるのは変わらないが、各グループ内でのチェックイン順が搭乗券に振られる。例えば、一番最初にチェックインした人がA-1、次にチェックインした人がA-2という具合である。Aグループの一番最後が60番で、その次にチェックインした人はB-1となる。

サウスウエストのゲート前には、A,B,Cの3つの立て札が並べられ、それぞれのグループごとに列をつくるのだが、同じAグループでも1番から5番、6番から10番というように5人ずつ順番をつくるような立て札が設置された。

sw1

sw2

優先搭乗にも若干の変更がある。小さな子供連れの家族は以前ならAグループ搭乗前に搭乗できたが、規定変更後、Aグループ搭乗後(すなわちBグループ搭乗前)に搭乗できることになった。もちろん、チェックイン時にAグループが与えられていればAグループとして搭乗できる。ハンディキャップのある方の場合には引き続き優先予約が与えられているらしい。

なんでも、サウスウエストのFAQによると、お客が列をなして搭乗を待つ待ち時間を少なくしようというのが理由らしい。果たして定着するのだろうか?

投稿者: Franklin@Filbert 投稿日時: 2007年12月3日(月) 09:54