アメリカは日本に比べると格段に貧富の差が激しく、金持ちが集まって住むエリアとそうでないエリアが極端に分かれます。
ベイエリア界隈での超高級住宅地のひとつがHillsborough(ヒルズボロー)。ここは、BurlingameやSan Mateoの西側のエリアで、うちからも近いものの商業地区などがないためほとんど足を踏み入れたことがありませんでした。
ところが、この夏休みからぴろ子がこのHillsboroughのレクリエーションセンター主催のサマーキャンプに通いだしたので、ここしばらく、その送り迎えに毎日のようにHillsboroughに行っています。なぜHillsboroughにしたかと言うと、ぴろ子の友人がそこに通うことになって、誘われたからという理由です。
木々生い茂るSan Mateoの住宅街を通り抜けると、Hillsboroughの市境を示す看板があり、そこを過ぎると、いきなり道が狭くなり、家一軒あたりの区画が数倍になります。どの家も大きく、立派な門があって玄関前にロータリーがある家も。どの家も豪邸と呼ぶにふさわしいつくりです。
※写真は適当にGoogle Street Viewから拾ってきたHillsboroughの豪邸。こんな家々が並んでいます。
空撮を見ると、プールがある家はもちろんのこと、テニスコートのある家も目に付きます。
家がこれだけ大きいのですから、当然ながら送迎の車も高級車ばかりです。
こんなエリアだからサマーキャンプに集まっている生徒の多くは白人なのかと思っていましたが、ぴろ子情報によると、人種的にはアジア系も多いのだそう(ちなみに、誘ってくれたぴろ子の友達はインド系)。
クラスメイトの一人が、ぴろ子に、
「コロナが収まって私の誕生会をウチでやることになったら、招待するわね」
と言ってくれたそうですが、その子のウチにはプールがあり、地上二階建、地下三階建なのだそうです。
部屋数多そうな豪邸に地下があるのか?と驚いたんですが、話だと、地下階は敷地面積にカウントしないらしく、地上に部屋を持つより、地下に部屋を持つことで固定資産税の節税につながるのだそうです。なるほど~。
上の写真のように門から建物が見える家もあれば、門の奥に深い森があり、その奥にどんな建物があるのか想像を掻き立てられるような家も。
上を見たらキリがありませんよね…。このサマーキャンプを通して、ぴろ子が良き友達を増やしてくれれば嬉しく思う次第です。
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