楽天がアメリカ進出してから数年経ちますが、ぶっちゃけ、僕は、楽天がアメリカでどんな活動をしているか目にしたことがありません。101と92のインターセクション付近に、Rakutenの看板が堂々と掲げてあるビルがあって、ああ、Rakutenもアメリカ進出したんだなとは思っていましたが、何をしているかは全く持って不明でした。そこで、以前、楽天に勤務する知り合いに聞いたことがあります。なんでも、楽天はアメリカでネット販売を行なっているような会社をいくつか買収していて、それら会社の運営に携わっているとのことでした。それらの会社は以前の会社名のまま運営を続けているので楽天の名前は広まっていないようです。
ところが、最近、San Mateo界隈のレストランをググっていたところ、楽天のサイトに飛んでそこでレストランのTogoの受付サービスを行なっていることを知りました。
https://www.rakuten.com/takeout/landing
これはデリバリーサービスではないので、オーダーしたものは自ら取りに行かなくてはなりません。
これだけならレストランに電話してオーダー入れるのと全く変わらないのですが、楽天のアカウントを作成して楽天メンバーとしてオーダーを入れると、なんと20%が次回につかえるクレジットになるそうです。
おおっ、これは使わなくては…と思って、どんなレストランが参加しているのが見てみたのですが、参加レストランはまだ少なくSan Mateo界隈のレストランばかり。 ただ、和食系が多いのは嬉しいところです。
アメリカの楽天社員が多く利用する店に営業かけたのかな?なんて思ったり。
果たしてこのサービス、新型コロナ収束後も生き残れるでしょうか…。現在、レストランも生き残りをかけて、GrubHubやUberEats、DoorDashといったデリバリーサービスとの連携を強めたり、Yelpを介してToGoのオーダーを受け付けたりとこのサービスは結構飽和状態に近いかと。
個人的には楽天に独自のカラーを出して生き残って貰いたいところですが、どうなりますか…。
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