コロナウイルスの影響で、ここSan Mateo - Foster City学区でも、今週から春休み明けまで実に5週間ほど学校が休みになるとの通達がありました。
学校側からの連絡では、今週の木曜日からはネットを使った遠隔学習を用意するとの話ですが、察するに動画等を使ったインタラクティブなものではなく、指定されたウェブサイトにアクセスして自習を進めるようなものではないか…と個人的には勘ぐっています。
当然、プリスクールやデイケア、アフタースクール、フィットネスジムなどの施設もほとんどが一時休業に。
こういった有料施設では、休業になる間の料金の扱いがマチマチでして、ぴろ太郎の通うプリスクールはクレジットとして扱ってくれるそうですが、ぴろ子の通うアフタースクール(とスイミングに通っているフィットネスジム…どちらも同じ運営団体)ではお金に関する説明はなく、クローズするとの通達があったのみ。返金やクレジットにすることはないのだろうと思います。
利用者からすれば返金またはクレジット扱いにして欲しいところですが、経営者側からすれば安易に返金することもできずで頭の痛い問題でしょうね。
私の同僚の奥様はデイケアを2つ経営しているそうで、どちらも休業にすることにしたそうですが、利用者からはその間の料金返却を、被雇用者からはその間の給与を求められているそうで、頭が痛いと言っているそうです。
そして、アメリカ疾病対策センターは50人以上が集まるコンサートやイベントを今後8週間は自粛するように要請しました。
今朝、ウチでIHOPに行ったのですが、客どおしが隣り合うテーブルに座らないように、テーブルをひとつ置きに使っていました。どうやら、そのような通達があったのだそうです。そのため、ダイニングは半分のテーブルしか埋まっていないのに、我々は少し待つことになりました。待つにしても店内の待合室ではなく、車の中で待つように言われました。また、以前卓上にあった塩・胡椒やシロップの類はすべてなく、店員に言うと、使い切る分だけ小分けして持ってきてくれます。
これ、小さなレストランにとっては死活問題ですよね。ただでさえ外出を控えている人が多いのに、客席稼働率を50%以下にせよと言われている訳ですし。
ローカルの映画館なんて真っ先に休業かと思いきや、意外にも映画館は席数を半分にしての営業を続けていました。席予約サイトではペアシートのひとつが予約不可になっていました。ただ、但し書きに、予約サイトでは隣り合って座れないようになっているが、シアターに入ったら座れない席に移動するのはOKと書かれていました。一説によると、映画館は皆がシーンとしている意外と感染しにくいとか(本当か?)。
ぴろ子が通うダンススクールと、ぴろ太郎が隔日で通う日本語幼稚園は来週もオープンしているそうで、今、この時期に開けてくれるのは、子供達にとっても気分転換になるので大変ありがたいと思います(どちらも小さな施設なだけに、休めない事情があるのかもですが)。
アメリカは、欧州からの入国を禁止したりと、毎日毎日、コロナの話ばかりで滅入ってしまいます。
さっさと収束してくれないか…と、まだどこか他人事のように考えていたんですが、そんな矢先に、イタリアの救急センターで働く日本人のブログを目にしました。
https://lacasamia2.exblog.jp/31098188/
イタリアでは若い人でも重症になっているという現実を知って、ぞっとしました。
この先、どうなっていくのでしょう…
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