前記事に続いてのフロリダ旅行記です。
Day2
Miamiビーチ直ぐ近くのホテルで朝を迎えます。この日は移動日なのでゆっくりできるかと思いきや、子供達が朝から「ビーチに行きたい!」と言いだします。こうなると遊ばせないと不機嫌になる可能性大…。チェックアウトは11時なので、1時間限定でという条件付きで朝ごはんを済ませてからビーチに繰り出しました。
ビーチ遊びを終えたら、大急ぎでシャワーを浴びさせ、荷物を詰めて空港へと移動です。
Miamiから次の目的地Tampaまでの飛行時間は1時間ちょい。飛行機乗って、離陸して、ジュース飲んだら、はい着陸。Tampaではレンタカーを借りて、ここから1時間半ほど北上したところにあるCrystal Riverという街まで移動します。
Tampaでは、バケツをひっくり返したような夕立に遭いましたが、幸いレンタカーの中で助かりました。今回の旅行、何度か夕立に出会いましたが、幸いにして建物内にいるときしか雨には降られませんでした。ラッキー。
TampaからCrystal Riverまでの道はずっと高速道路で、道も空いていて快適だったんですが、ひとつ厄介だったのが料金所。1時間半程度のドライブなのに料金所が3,4箇所ありました。当然ながらFastrack(日本でいうならETC)があれば無人ゲートを通過できたのに、レンタカーでその手配をしていなかったので、毎回有人ゲートで現金で通行料を払うことに。通行料自体は極めて安くて、毎回、1.50ドルとか2ドル程度しか払っていないのですが、なら、まとめて一箇所で課金してくれ~と思ってしまいました。
ちなみに、フロリダの高速道路での無人ゲートを通過するためのパスは、SunPassという名前だそうで、Miami市内の高速道路でもエクスプレスレーンのように有料と思われるレーンや区間がありました。が、現金で払う箇所がなかったので、まぁ、いいや、と普通に通行してしまいました。きっと問題があればナンバー読み取って、チャージしてくるでしょう。
追記:どうやらSunPassを持たずにSunPass専用レーンを走ると罰金だそうです。詳しくは、こちら
今回、Crystal Riverを訪ねた目的は、マナティと泳ぐため。ここは、全米でも限られた野生のマナティと泳げる場所なのです。マナティと泳ぐツアーは翌日Day3に予定しています。
Day2はホテルにチェックインして終了となりました。
Day3
マナティとは早朝の方が遭遇しやすいとのことでしたが、だからと言って朝8時のツアーに参加するのも早すぎるし…という訳で10時頃のツアーを予約。お世話になったのは、
Fun2Dive という会社。
ツアーには、グループツアーの他に、少人数のセミプライベートツアーがあり、我々はぴろ太郎(3歳)がいることもあって、セミプライベートツアーを申し込みました。前もって、「三歳児でも参加できますか?」と聞いたら、OK!とのことだったので参加させてみました。
Fun2Diveの会社はCrystal Riverの街の中にあり、ここに来ても周囲に水辺はなく、あれれ?といった感じでした。
ここで、マナティと泳ぐときの説明を受けます。と言っても、DVDを見て、簡単に説明を受けるだけで、難しいことはありません。注意点も、マナティに触れてはいけない、驚かせてはいけないといった内容。
その後、ここでウエットスーツに着替えて、車に乗り込み、すぐ近くのボート乗り場へ移動します。ここから小型ボートに乗って、マナティを探しに出発。ボートに乗っているのは、ボートの運転手、マナティツアーガイド(彼も見ずに入るのでウエットスーツ姿)、そして、我々4人です。
マナティーを見つけに、人里離れたところの入江にでも行くのかな?なんて思っていたんですが、あれれ、住宅地の中の水路に入って行くではありませんか。ちょうど僕たちが住んでいるFoster Cityみたいな感じで、運河に沿って住宅が並んでいるようなそんな場所です。
マナティがいるこのエリアは海には近いものの、真水で塩水ではありません。なんでも、大量に水が湧き出てくる泉があって、そこから海まで川になっているとか。その川の部分にマナティがあがってくるのです。マナティは夏はカリブ海で暮らし、海水温が下がる冬になるとCrystal Riverにあがってくるのだそうです。
と、運転手が、前を指差して、「マナティがいた!」と言うではありませんか。
いよいよ、ご対面!
でかーい。こんなにデカイのね、マナティ。
マナティっておとなしい動物で、このエリアに生えている水草を食べるのだそうです。生物学的には象の仲間だそうで、寿命は60年と長生きします。
移動しているマナティに追いつくのは難しいので、くつろいでいるマナティを探します。そして、そんなマナティを見つけたところで、シュノーケルとフローティングギアも装着し、いよいよ入水!
カリフォルニアの海に比べたら十分暖かいのですが、思ったよりは水が冷たくてちょっとびっくりj。でもすぐに慣れました。
これは、ぴろ子がマナティに接近したところ。
お食事中のところ、失礼しまーす。
ぴろ太郎はというと、水には入ったもののシュノーケルは嫌がってしてくれませんでした。この日のためにフルフェイスのシュノーケルを用意していたのだけれど...(手前がぴろ太郎、その後ろがかみさん 。顔は黒塗りしてあります)
このツアーでは、マナティが移動してしまうと、また船に戻って、マナティを探しに移動します。そして、マナティを見つけたら、また入水します。こうして、何度か地点を変えながら、マナティを間近で観察することができました!
このツアー、時間にして3時間程度で、午後1時前までにはツアーオフィスに到着。ここで服を着替えて終了となりました。ちなみに、シャワー等の施設はないので、手持ちのタオルで体を拭くだけでした。真水だからベトつかないけど、可能ならシャワーを浴びたいところなんですが、仕方ない。
マナティスイムはとても貴重な体験でした。水に入らなくても、陸からマナティを見られるエリアもこの界隈にはありましたし、カヤックツアーなんかもありました。
このエリアでは、マナティを間近で見る他にも、ウォーターアクティビティとして、ホタテ貝取りができるのだそう。その看板を見つけたので、どうやるのかガイドに聞いてみたところ、ホタテは比較的浅い海に生息しているので、シュノーケルを使って海に潜って、ホタテ貝を取るのだそう。ホタテ貝って泳ぐので(ホタテが泳ぐ姿って見たことあります?あれはなかなか驚きです)、捕まえるのが楽しいみたいです。残念ながらホタテのシーズンは終了してしまっていたので今回は出来ませんでした。ちなみに、獲ったホタテをすぐに料理してくれるレストランもこの界隈にはあるようです。
着替えたあとは、この界隈でツアーガイドのお薦めレストランSeafood Sellerで食事しました。こちらはアメリカ南部のシーフードレストランで、新鮮な魚介類を満喫(お値段も控えめで好印象)。アリゲーターのフリッターもいただきました。食事が終わったら、レンタカーで一路、Orlandoを目指します。Orlandoまでは1時間半のドライブ。当然(?)ながら、運転手の僕以外はみな熟睡…(とほほ。
Orlandoでは空港近くのホテルにチェックイン。明日はいよいよディズニークルーズで、Orlando空港から車で1時間離れたPort Carnaveralがら乗船します。当初、Orlandoの空港でレンタカーを返却し、明日朝にUberか何かでPort Canaveralまで移動しようとしていたのですが、レンタカー会社に確認したところ、明日午後までレンタカーを使っても料金は変わらず、Port Canaveralで乗り捨てると$60上乗せとのこと。で、あれば、Uberを使っても$60以上かかるのは明らかだったので、Port Canaveralで乗り捨てることにプラン変更しました。
明日からしばらくは和食が食べられないので、この日の夕食は和食に。Orlandoで評判の「はなみずき」という店に行きました。そしてホテルへ戻る途中で、クルーズ船に持ち込むための水とビールを買い込みます。ビールの持ち込み制限は大人一人につき350ml缶で6本までとのことでしたので12本買いました。ところで、ビールを買いにウォルマートのスーパーマーケットに行ったのですが、ビールの品揃えが少なくて驚きました。
ベイエリア界隈でスーパーマーケットに行くと、いろいろな種類のビールが置いてあるけれど、ウォルマートのスーパーマーケットでは、バドワイザーやクアーズといった全国区のビールの他はIPAが2,3 種類あるだけでした。たまたま僕が入った店が悪かったのか、それともOrlandoはそういう文化なのでしょうか?
なにはともあれ、IPAビールを一箱(12本入り)を買いました。
いよいよ明日からクルーズです!
- 参照(114)
- オリジナルを読む