世の中の変遷は急流のように激しく、昔、僕の身の回りにあったものは今ではほとんど見ることはなくなってしまいました。
そんな中、時代を超えて楽しまれている玩具のひとつといえば、プラレールでしょう。
僕も子供の頃に持っていて良く遊んだ記憶があります。
そして、それから40数年が過ぎた今、ぴろ太郎が夢中で遊んでいます。当然、僕が子供の頃に遊んでいたプラレールはどこかへ行ってしまったので、ぴろ太郎が遊んでいるのはこちらの友人に譲ってもらったものです。
でも、プラレールがすごいと思うのは、レールも駅舎もトンネルも昔とほとんど変わっていないこと。
シンプルなデザインだからこそ飽きにくいのかなとも思います。
今、手元にある駅舎なんて、ホームの外れに掘っ立て小屋のようなトイレが建っています。今回、いただいたプラレールにこの駅舎を見たときは、「これ、持ってたよ!」と懐かしさがこみ上げるとともに、「今時、こんな駅舎ないだろう!」と突っ込んでしまいました。
でも、トミーのプラレールウェブサイトを見て見たら、なるほど、これは「高原駅」という設定になっていて、人口密集地の駅はいかにも今風にデザインされたものがあったんですね。
レールも、僕が子供の頃から分岐レールはありましたが、先日訪れた東京駅のプラレールショップで思わず買ってしまったのは、一方から来たレールが三方へ分岐するレール。このレールがすごいのは、電車が通ると自動でポイントを切り替えること。はじめは、このポイント切り替えは電池が必要なのだろうと思っていたのですが、電力は必要とせずに電車がポイントを切り替えさせる仕組みがうまい具合に取り入れられているのでした。
やるなぁ、トミー! また東京に行く際にはプラレールショップに寄って来ます。
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