1月5日

函館で宿泊したドーミーイン函館expressで朝食(500円)を食べ、荷物を置いて五稜郭へと歩く。昨晩降った雪のため辺りは一面の銀世界。昨日乗ったタクシー運転手が五稜郭タワーをお勧めしていたので、そこに行って見ることに。ちょうど五稜郭タワーに到着したとき朝9時になりタワーがオープン。この日、展望室に足を踏み入れたお客第一号となった。

展望室からは五稜郭はもちろん函館市街が一望。
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五稜郭と言えば、戊辰戦争最後の戦闘が行われた場所。その時代の知識は多少あったが、幕府軍が函館に行き着いて、ここで何が起きたかが分かりやすく解説してあり熟読。その後、五稜郭を散策してからホテルへ戻りチェックアウト。市電で函館駅に行き、長野までの切符を手配して函館駅隣の朝市を冷やかし、11:19amの特急白鳥(青森行き)に乗る。列車は雪の降る中、津軽海峡を左手に眺めながら進む。水平線は見えるが下北半島や津軽半島は望めず。青函トンネルを抜けると、今度は青森湾が眺められる。13:27新青森着。

13:52新青森発の新幹線はやぶさで大宮へ向かう。
はやぶさは全席指定なので、指定席を取ろうとしたが新青森から大宮までは満席とのこと。新青森から盛岡までは席があるが、その先は満席とのこと。なので、新青森から盛岡までの指定席と、盛岡から大宮までの立席特急券を得て、はやぶさに乗車。

盛岡から大宮までは2時間程度なので立っていてもそれほど苦痛ではない。16:38大宮着。

ついで、16:50大宮発の新幹線かがやき金沢行きに乗る。17:49長野にて下車。

この日は長野で学生時代の友人らと集まることにしていた。

まずは予約していた宿へ向かう。長野市内には3千円台で泊まれるビジネスホテルがあるが、面白そうなのでゲストハウス水と森バックパッカーズに泊まることにした(宿泊費2千円台)。

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長野駅から徒歩5分とのこと。はじめてのゲストハウスとあってちょっと緊張したが、中は快適。門限はなく、シャワーは夜間も使えるとのこと。貴重品はフロント前にあるロッカーに預けられる。ここには個室とドミトリーがあり、今回はドミトリーを選んだ。4人が泊まれる部屋に僕ともうひとり日本人の初老の男性が泊まる。

もうひとつの部屋にはバルセロナから来たカップルが泊まるようだ。

この日は、夜7時に駅前の居酒屋で待ち合わせていたので、荷物を置いて早速居酒屋へ向かう。

市街地を歩く。長野オリンピックや長野新幹線開通で街は大きく変わったが、その一方で、僕が住んでいた当時から変わらずに営業している店もあって町を歩きながら一人で歓喜の声を出していた。

飲み会は、僕を含めて7名での飲み会。学生時代の友人らはみな以前と変わっておらず楽しいひと時を過ごす。その後、二次会へ行って解散。僕はそのあと権堂界隈を散策。

学生時代に二次会または三次会で利用したバーボンの店、インディアが当時の面影そのまままだ残っていて、営業もしているのに驚いた。年代物の扉を開けて中に入る。店内の様子も25年前と全く変わらない。小さなホールにテーブルが数個ならべられ、店内の壁には落書きだらけ。

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店主が以前のオーナーと違うので聞いてみたら、インディアのオーナーは今では他にも店舗を持っているそうで、そちらが終わったら、この本店にやってくるとのこと。なのでバーボンを傾けながらオーナーの帰りを待つ。

そして、やってきたオーナー。二十数年ぶりに会う。こう書くとお互い知り合いのように聞こえるが、僕はオーナーを知っていても、僕は頻繁に通った訳ではないのでオーナーは僕を知らない。

オーナー、当然年齢を重ねて痩せたが面影はむかしのまま。

なんでも、オーナーは長野駅近くに新しく店を構えたので、このお店は8年ほどクローズしていたのだそう。その後、信頼できる人が見つかったとかでお店をその人(現在の店主)に任せたが、条件として、店内の内装は一切変えるなと言ったのだそう。そのため、店の雰囲気は僕が学生時代に来たときと全く変わっていなかったのだそう。

しかし、こんな店があるんだねぇ。タイムマシンで学生時分に戻ったような気持ちになりました。

その後、ホテル…じゃなかったゲストハウスに戻ってシャワーを浴びて就寝。

  • 通常購入した場合のこの日の運賃(特急券含む)23,220円
  • はじめてゲストハウスを利用したが思った以上に快適でした(少なくとも僕が泊まったところは)。また利用したいと思ったくらい。

投稿者: Franklin@Filbert 投稿日時: 2016年1月31日(日) 06:44