「平和」 という言葉を実感するなんてことは、「平和」 でない状況にあってはじめて身に染み入るものなのでしょうが・・・・・・ジョンレノンの「イマジン」が名曲であることは、誰もが認めるところでしょうが、その詩の内容は、必ずしも常時万人に受けるものではなく、特に戦時下においては一部に嫌悪する人たちがいることも事実です。今年76歳になるダンは、私がアメリカに来た’85年頃から約6年間、間借りさせてくれた日系人のおじさんです。リタイアしてほぼ15年。サンノゼ郊外にある55歳以上の人たちしか住めないシニアコミュニティの中にマンションを購入し、毎日ゴルフ三昧の日々でした。その彼からなんと結婚式の招待状が届いたので、家族で行ってきました。花とリボンで飾られたゴルフカートを運転するダンの横では、新婦であるおばあさん?が笑顔で手を振っています。祝福する友人や家族もほとんどが70歳前後だったのではないでしょうか。食事をしている私のところへ、ワイングラスを手にしたダンが挨拶にきてくれたので、少しイジワルな質問をしてみました。「あなたは過去2度の結婚で、何も学ばなかったのですか?」「・・・・・Well・・・・学んださ、でもなにを学んだのか忘れた。この歳になると悪いことは忘れるんだ。そしてもしかしたらまだいいことが残っているかもしれないって、いいことばかり考えているんだ。彼女と二人でね。」・・・・・・・
投稿者: 寿司豊味ととろぐ Sushitomi 投稿日時: 2007年8月27日(月) 09:28- 参照(312)
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