かみさんがLA出張に飛び立った翌日の月曜日、ぴろ子と一緒にSan Franciscoまで夕食に出かけました。家の近所で外食しても良かったんだけど、せっかくだからたまには遠出しようかと思い立ちました(決して、腹いせに美味いもの食ってやる~という訳ではありません・・)。かといって、二人で食事するとなると、トイレに席を立つのも厄介です。そこで、ぴろ子も良くなついている、San Franciscoに住むまーちゃんにも声をかけて一緒に来てもらうことに。
当初は、San Franciscoに住んでいた頃によく行ったSushi Timeに行くつもりだったんですが、あいにくこの週は休暇を取っているとかでお店はお休み。そこで、まーちゃんお勧めの癒月に行くことに。
癒月はMissionにある居酒屋で、僕にとってははじめての訪問です。楽しみ~。
店舗はそれほど大きくないものの、日本風なインテリアが飾られていて、落ち着いた雰囲気。大きく癒月と書かれた額は迫力があります。
まずはぴろ子の好きな枝豆でもオーダーしようかと思いきや、癒月には枝豆がありません。居酒屋なのに
しかし、メニューを見て納得です。癒月はなんでもござれな居酒屋ではありません。メニューに並ぶ品数は少なく、ですが、こだわりの品が並んでいます。創作料理の店といったほうがお店のコンセプトに合致しているように思えます。
まずは「京のおばんさい3品」
どうやら内容は日々変わるようですが、この日は、こごみ(ゼンマイに似た野草)、コーン豆腐、ひじきでした。コーン豆腐なんて、本当に「京のおばんさい」と言えるのか疑問ですが、でも、とうもろこしの甘さが引き立つ豆腐で上品な味わいでした。
焼き鳥につくね
ビーフのたたき
口の中でとろけました。もうね、これをぴろ子に与えて良いものか非常に悩みました。ってのは、以前、同じものをぴろ子に与えたら、もっとくれ!と言い出してすべて食べられてしまいましたから。
ひじきご飯
ご飯はオーダーが入ってから釜で炊くので、オーダーしてから20-30分ほどかかります。なので、まずはご飯からオーダーしましょう。
他にも数品オーダーしましたが、どれもこれも美味しゅうございました。
日本酒もいろいろ揃っていて、是非また再訪したいお店です。
ただ、子供にはあまり向かないお店です。というのは、創作料理とあって、味付けが大人向けなんですよね。
例えば、ひじきご飯。ショウガが強く利いていて、子供にはちょっと苦手かもな味付けです(ぴろ子はダメでした)。
そこで、焼きおにぎりをオーダーしたところ、これがまたいわゆる普通の焼きおにぎりとは全く異なる一品でした。一口サイズの直角三角形でかたどったご飯を香ばしく焼いて、その上に牛肉とクレソンを和えたものを載せた一品でした(バターもかかっていたかも)。ぴろ子は、クレソンを敬遠してこれも食べられませんでした。
結局、ぴろ子が食べられたのは焼き鳥と豆腐くらいでしたでしょうか(それ以外も食べたけど、あまり箸は進みませんでした)。
お店があるのは、Guerreroと18thの角近く。
この日は幸いに1ブロック先に車を停める事ができたのですが、この界隈は、きわめてパーキングが難しいエリア。なかなか良いお店なので、再訪したいところですが、パーキングを考えるとちょっと躊躇してしまいそうではあります。
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