しばらく前に、連邦準備銀行が、ちょっとだけQE縮小すると発表したけど、株価には影響がなかったようで、その後も引き続き株価の上昇基調は変わらず。S&PもNasdaqもダウもずっと右肩上がりで株価上昇中。

電気自動車のテスラ株なんて、1年前の7倍以上になってるし、フェイスブックは、社員50人程度のWhatsAppって会社を2兆円弱で買収したし、ベイエリアではなんだか異常に思えるほどに景気が良い話がたくさんあります。でも、自分の懐事情を見ても、特にこれといって経済が上向いているようには感じられないのが不思議なところ。

ベイエリアの不動産価格も一段落ついておちつくのかと思えたけれど、どうやら相変わらず売りに出ている物件は少なく、値段も高値キープ、いやまだ上昇している様子。

特にサンフランシスコのアパートの家賃上昇率はものすごくて、サンフランシスコの一部エリアは、10年前の2倍から3倍になっているそう。

市街平均は、ココ1年でも12%上昇だそうで(ソースはこちら)。家賃上昇の一番の原因と言われているのが、サンフランシスコにハイテク企業が集まっていることに加え、GoogleやFacebookをはじめとするIT企業が、会社は郊外にあってもサンフランシスコに住む社員の便宜を図るために通勤バスをサンフランシスコから運行しているためと言われてます。これが住人に新たな火種を生んでいるようで、家賃高騰に追われた住人らが、Googleの通勤バスを取り囲んでデモを行うなんてことも発生。

ウチのお向かいの物件なんて、2月上旬にオープンハウスがあって、7400万円(1$=100円として計算)で売りに出てたけど(ウォータービューとは言え、2BRのコンドだけに強気な値段設定だなと思っていたんだけど)、1週間後には Sold になって、なんと実売価格は、売値の25%増しという事実にびっくり。

サウスベイで家を探している友人も、先日、オファー入れたが、キャッシュで買い付けた他のバイヤーに競り負けてしまったそう。

なんか、どこもかしこもバブってませんか?

数年前、アメリカはサブプライム問題で不動産が急落したけれど、どうやら、そのときに問題になったようなローンを大手銀行が販売しだすという話も聞きました(経済先生の情報)。歴史は繰り返すんでしょうか?

経済のこと全然分かりませんが、なんだか、浮ついているような感じがします。

どこかで、ズドーンと調整が入るんでしょうか..

投稿者: Franklin@Filbert 投稿日時: 2014年2月26日(水) 18:27