もう獲る人も少なく幻と化しつつある天然うなぎ、利根川物が2匹ということだったので、小さい方を貰ったP1100224 P1100228 子供の頃の記憶に木桶に生きたうなぎを入れて持って来てくれていた近所の釣り好きなおじさんがいた<子供の頃はこれ取ったから、獲れたからと いきなり得物を持って来る人がいた> 物をもらった容器を空で返すんじゃなく何か入れてからと言われ、みかんを満載したりして返しに走ってたうなぎ、桶の縁を叩くとクルクル泳ぎ回るので子供ならではのちょっかいをだしていたのだけど、ぜったい掴めなかった、「さー もー1回やってみろ」 とその近所の人が指に輪ゴムをつけてくれた 僕は生きたうなぎはつかめないという記憶を持っている そのものを食べる過程で自然界の事についてちょいとながら教わることがあった祖母が捌いて焼いていた あのうなぎを下ろす際に使う目打ちが家にあった、でっ、あんまり獲れたてうなぎを好きでなかった 好きでなかったあの味を今、無性に口にしてみたいR0013573 R0013578 今回のうなぎ、お1人では無理ですよと言われたので友人に昼にうなぎを食べて欲しいと電話したら何も言わずに仕事を抜けて来てくれた 〆てから焼きあがるまで1時間半、超大物、頭からの一切れ、重に盛ったらご飯がほとんど見えない、普通に作ったら3杯はできるところ2人なので2重にしてもらった、友人の重は尻尾の部分が重の半分のところまで折り返して盛られていた スンマセン そんなに請け負ってもらって海からでも山からでもその辺で取れたものをちょいちょいと食べてる頃があったのだけど、体に即して美味しい食べ物というのはそんな感じなのかも 何千キロも離れた所のチーズとか、ハムとか地酒とか口にすることができるってスゴイことなんですが、、、、話が違うインチキおせちを送りつけたり、人がお正月に食べる物をそんなに軽んじれるってまぁ難儀な事です

投稿者: bayarea 投稿日時: 2010年12月19日(日) 02:29