娘7歳。そろそろサンタさんの存在に関し、親子間での駆け引きがはじまってもおかしくはない年齢だ。確か4歳の時、店頭にある、クリスマスソングを歌いながらくるくる回る人形を手にした娘は、なかなかその場を離れない。「今日はなにも買わない約束でしょ? さあ、帰るよ。」 といってその場を去ったのだが、後日この人形をそっと購入。クリスマスの日にサンタさんの贈り物を開けた時の娘の驚きぶりは感動ものだった。「これが欲しかったの!! どうしてわかったのかなあ?」 回る人形を手にして、なんどもなんども不思議そうに話していた。そして7歳。「ねえお父さん、Santa Claus はいないんだって。Natalie が言ってた。」 「ナタリーはどうしてそう思ったのかな?」「去年たくさん List up しておいたのに、欲しいものはひとつもなかったんだって。だから。」 「サンタさんは忙しいんだよ。一人の子の欲しいものを、全部はそろえられないんじゃないかなあ。ところであなたはなにをリクエストしたの?」「私はねえ、TEDDY BEAR と Computer と電話と、PILLOW PETS 」「ちょっと待て、テディーベアーというのはわかるけど、その後のコンピューターと電話とその、もうひとつはなんだ? そんなにもらえるわけないでしょ?」「あのね、TEDDY BEAR は女の子が一番欲しがるプレゼントなの。だからこれはMUST(決め)なの。必ずもらえるものなの。でもおとうさんもなにかくれるでしょ? それを Computer にしたら? ママには電話をお願いするの。」 「・・・・・もうひとつ、なにか言ってたけど、あれはなに?」「PILLOW PETS? これはねえ、枕になるぬいぐるみなの。おとうさん、知らないの? わからなかったらねえ、WWW.PILLOW PETS.COM を見てごらん? そこにオーダーすればおうちまで届けてくれるよ!!」ちなみに英語で書いてあるのは娘の本格的な英語発音。カタカナはもちろんボクのえいご。さあ、WWW.PILLOW PETS.COM はほんとに存在した。ここにオーダーすべきかせざるべきか。テディーベアーなんかは用意してもおそらく見向きはしないであろう。コンピューターと電話? そりゃ喜ぶだろうけど問題外。と、なるとピ-ロウペットだが、包みを開け、ピ-ロウペットを見つけた娘の反応を見るのが怖い。
投稿者: 寿司豊味ととろぐ Sushitomi 投稿日時: 2010年12月19日(日) 23:41- 参照(167)
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