大変ご無沙汰しております。このことをブログに書いたほうがいいのかいろいろ悩みましたが・・・過去に皆さまに励ましていただいたりお見舞いのコメントをいただいていたのできちんと報告をしたいと思い、本日の記事にしました。大好きな母が6月3日に永眠いたしました。今はまだ、悲しみと後悔の気持ちでいっぱいです。母は出産のときの輸血がもとでC型肝炎のキャリアになりその後C型肝炎を発病、そして肝炎が進行して肝硬変となりました。20年間、肝硬変と戦い、頑張ってきましたが・・・最後は兄に看取られ、安らかに眠っていったそうです。兄から連絡をもらい、急ぎ母のもとに駆けつけましたが残念ながら、日本に向かうフライトの途中、母は息を引き取りました。最後の最後まで親孝行出来なかったことが本当に残念でなりません。母の通夜、告別式には実に多くの方々が母に最後のお別れを言うために参列してくださいました。私の両親は共に東京都の中学校で教員をしておりました。たくさんの同僚の先生方、たくさんの教え子の方々が集まってくださいました。母のために、みなさん、涙を流してくださり・・・そんな母を持ったことを改めて誇りに思いました。母を知るほとんどの方が「明るく、前向きで、自分以上に他人を大切にする人だった」と言ってくださいました。本当にその通りで、私が母から最後にもらったメールには「私のことは大丈夫、何とかやっているから、心配しないで。それよりKさんのお母様(義母です)にマメに連絡しなさい」と書かれていました。そんな母の最後の言葉は「感謝、感謝、みんなに感謝。」だったそうです。ただ・・・悲しんでばかりいられないのも事実。それは・・・父のこと。父は16年前の脳内出血が原因で、左半身不随になりその後もいろいろな病気を繰り返し、現在は腎臓透析にも週に3回通っています。また、昨年の誤嚥性肺炎が原因で、食べ物だけでなく、水さえ、今は口から取ることができません。母は「お父さんより先には死ねない」と言っていましたから父を残して自分が先に逝くことがどれだけ心残りか、どれだけ無念か・・・その母の思いに応えるためにも、父のことを兄と二人で考えなければいけません。出来ることは限られていますが、出来る限りのことを・・・病気と闘いながら、介護保険を使いながらも一人で父の面倒を見ていた母の努力を無駄にしないように。母が私に残した遺言はたった1つ。それは・・・「私のお葬式のときには『千の風になって』を流してね。」秋川雅史さんが歌う「千の風になって」を母は本当に大好きで「この歌と同じで、私が死んでもお墓にはいないんだからね」と言っていました。母の希望通り、お通夜と告別式の間、読経の間以外はずっとこの曲を流していただきました。歌詞にあるように・・・母はきっと朝には鳥になって、私を目覚めさせてくれている夜には星になって、夜空に瞬いて私を見守ってくれているそして・・・千の風になって、大きな空を吹きわたり、太平洋を越えて、私のそばにいてくれている・・・。私は、本当に、本当に、母の子でよかった・・・母のもとに生まれてよかった・・・今、心からそう思っています。大変申し訳ありませんが、しばらくの間、ブログはお休みさせてください。でも、母もこのブログをすごく楽しみにしていてくれアップすれば感想をメールや電話で伝え、時にはコメントも書いてくれ・・・。ですので、いつの日か、必ずこのブログに戻ってきます。それまでの間、わがままをお許しください。campbell (F)
投稿者: Campbell CA ベイエ... 投稿日時: 2010年6月18日(金) 22:45- 参照(158)
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