ちょっと前の話になりますが、同僚からチケットを貰って、サンフランシスコ交響楽団のユース・オーケストラの演奏会に行ってきました。ユース・オーケストラってことで、プレイヤーは11歳から20歳までの若年ばかり。演目はシベリウスのヴァイオリン協奏曲とブラームスの交響曲1番、それと、バークレー在住の作曲家ガブリエラ・レナ・フランクの「交響楽のためのラテン・アメリカ・ダンス」という曲。まぁ、タダでチケットくれるんなら行ってみるかな~ 多分、ソリストはプロなんだろうし… みたいな軽い気持ちで演奏会に行ってみました。が、ソリストもユース・オケのメンバーなことを知り、ちょっと落ち込む。それでも、どうやら、このユース・オケのメンバーになるには何日も続くオーディションに残らないといけないとかで、「メンバーになりたい」と言って入れるようなものじゃないことが分かりました。なら、レベルも高いのだろうなぁと淡い期待をしての会場入り。この演奏会は基本的に自由席。折角ヴァイオリン協奏曲が演目にあるので、ど真ん中の前から4列目の席を確保。もし、サンフランシスコ交響楽団でこの席に座るなら、多分、$120は払わないといけないんだけど、今日はタダ(ちなみに後日談ながら、ユースオケのチケットは$12とのこと)。演奏者がステージに続々と登場しますが、みんな若い(当たり前か)。小学生か中学生ですかっ?って感じ。学芸会を思い出させます。中には老けた(失礼!)人もいますが、基本的にまだ鼻垂らしているでしょっ少年少女の集まりって感じです。RIMG0072-2よくよく見てみると、弦楽器の演奏者の大半はアジア人(日本・中国・韓国らしい)。ファースト・バイオリンの1プルト(コンサートマスターとその隣に座る一番前の2席)はアングロサクソン系だけど、セカンド・バイオリン、ビオラ、チェロの1プルトはアジア人。ベイエリアだけにアジア人が多いのは不思議ではないのでしょうけれど、音楽界(特に弦楽器)もアジア人の活躍甚だしいです。コントラバスは皆オッサンちっくで、誰もがガタイも大きく、髭まで生やしている人も。なんだか同じユース・オケなのに親子の年齢くらい離れているようなプレイヤーも見受けられました。そして、ほどなくして演奏がはじまりました。続きを読む

投稿者: Franklin@Filbert 投稿日時: 2010年3月21日(日) 04:32