午前はpsoriasis関連のセミナーを聞いて、遅い朝食をとり、11:15から13:15がポスターの時間。2時間ずっとまじめに自分のポスターの前にいる人は少ないのですが、私はこれが今回のメインの仕事なので(^^;)ずっといました。その間、立ち寄って声をかけてくださったのは10名前後でしょうか。この学会、ポスターセッションはいつも人が少なく、しかも私のはかなり場違いなメドケム主体の内容。質問された方は通りすがりというよりも、これを目指して来て、聞くべきことを聞き、または言うべきことを言って行かれたので、まあそれなりに見てくれている人はいるのだなと。その後は午後のオーラルセッションで、psoriasisを含む自己免疫疾患関連のシンポジウムへ。私に言えるのは、どんな病気も研究すればするほど、今まで以上にややこしいということがわかってくるのだなということ。癌もそうでしたが、サイトカイン関連のバイオロジーというのも、まだまだエンドレスな感じです。今日の午後になってようやく晴れてきました。まだ開いてたチャイニーズのファーストフードで軽めにお昼を買って一度ホテルに戻ってから、夕方はOld Montreal散策に出てみました。川沿いを歩いてゆくと、突然楽しげなエリアに出て、これがジャック・カルティエ広場。両サイドにカフェ、レストランやおみやげ屋さんなどが並び、中央には似顔絵屋さんやストリートミュージシャンなどがパフォーマンスをしていて、典型的な憩いの場的観光スポット。全体がスロープになっているのですが、上りきったところに市庁舎横道には芸術家通り(?)とか近くにはボンスクールマーケット。美しい建物ですが、中はブティックなどが入ったショッピングセンター。石畳の道もたくさんあります。ちょっと一息(^^)その後また地下鉄で移動し、モントリオール最後の夜はウェブで紹介されていた日本食レストランのひとつを選んで行ってみました。ちゃんとした日本食で、街中のスーパーでも日本食などほとんど売っていない土地でこういうことをやるのはさぞかし大変だろうなあと思いました。お店の方の接客を見ていてあらためて気がつきましたが、ここで仏英以外の言葉の人が飲食(に限らないと思いますが)ビジネスをするためには、自国語プラス仏英のトライリンガルとなる必要があるということです。モントリオールの都市圏の人はほとんど仏英バイリンガルのようですが、中には1.5以下の人もいるからです。そして日本食レストランならばやっぱり日本語で注文したいし。英語だけでも大変なのに、3ヶ国語なんて。遊んでばっかいるようですが(^^;)、幸か不幸かVPNというもののせいおかげで、どこにいてもネットにさえつながれば、会社のPC上でする仕事、つまり実験とミーティング以外のことはほとんどできてしまいます。だから実験しない人はwork from homeの日もあったりするし。

投稿者: A-POT シリコンバレーのバ... 投稿日時: 2009年5月10日(日) 11:51