まだ母乳がでない。出産後4日目くらいで普通は出るらしい。お腹が空くのか、昨夜は何度も泣いた。
病院の看護婦さんは、誰もがとてもよい人だ。若い新人看護婦もいれば、ベテランのおばぁちゃん看護婦もいる。シフトが変わるたびに、次の看護婦が挨拶に来て、名前と携帯の電話を壁に書いて言ってくれる。電話をするとすぐに来てくれるシステム。
南部のアクセントがあるおばぁちゃん看護婦さんのSandyは、私が便秘でお腹が張って痛いと訴えると、ジンジャーティーなるものを作ってくれた。「これを飲んで廊下を歩けば、明日にはでるわよ!」とお墨付き。早速2杯のみ、ベビーをカートに入れ、押しながらのお散歩。傷口が傷むので、ゆっくりゆっくり部屋の周りの廊下を3周した。他の看護婦たちに「えらいわ!がんばって!」と声をかけられた。4年前も思ったのだが、この病院非常に静か。他のベビーやママたちの声が全然聞こえない。泊まっている患者は私だけ?!と思うほど静か。
小さな台所に冷蔵庫があり、中はアイスクリーム、シャーベット、ジュースがストックされている。コーヒーやティー、スナックも準備され、いつでもそこから食べてよい。今日から私もやっと食欲ができたので、アイスクリーム目当てに何度も通った。
食事は電話で直接カフェテリアに注文。30分で持ってきてくれる。病院食なのでとても美味しいとはいえないが、まずくて食べられないほどでもない。ハンバーガー、チキン&パスタ、サーモン、等50種類くらいから選べる。私はフルーツカップとほうれん草のサラダ、バナナシェークが気に入り毎食頼んだほど。もちろん、全部無料!
夕方ショーンがリアムとばぁばを連れてきた。リアムはばぁばと作った花火のちぎり絵を持ってきてくれたので、早速壁に飾った。白い個性の無い壁が、リアムの絵のおかげで輝いて見えた。「今日はばぁばとあり退治をしたの」と、楽しそうにばぁばとの生活の様子を話してくれた。

投稿者: Motokos Diary 投稿日時: 2007年7月7日(土) 23:11