日本人としては、 ○=よい、Yes ×=だめ、Noというのは水や空気のように自然な事実。そして △=○と×の中間というのも当然のことと考えがち。つまり、いい順に○→△→×ですね。しかし、これ全くアメリカを初めとした英語圏では通用しないんですよねぇ。それ以外の国はよく知らないが、まず通じないのではないかと。どれくらい通用しないかと言って、たとえば日本人が「★ ※ ♪ の3つをいい順に並べろ」と聞かれても呆然とすると思うが、それくらい通じない。つまり、○=よい、×=だめ、も通じなければ、△がその間に位置するということも通じないのでした。当地(やオーストラリア)では、テストの「マルをつける」時も、Vの右側が長めの「チェック」をするだけ。日本風にマルをつけると何のことかわからないか、または「えっ、零点?」と思われる可能性あり。同じ流れで、電化製品のスイッチはマルと縦棒、つまり ○ |と書かれていることが多く、○ はオフ、| はオンである。 ○ =ゼロという連想ではないかと思われる。慣れるまでどうしても、「 ○ =いい方=オン」という気がしてしまって間違えた。日本では、プレゼン資料で、性能比較等を ◎ ○ △ × と4段階表示することも多いが、これも、全く通じませんのお気をつけあれ。じゃぁどうかけばいいの、というと、日本のマルバツに対応する「誰でもわかる記号」は存在しないので、凡例をつけたり、言葉でYes Noと書いたりとなる。しかし、よく考えると、○ × もさることながら、なぜ△がその間のレベルなんでしょうか。今日、この辺りに住む日本人の人たちと話していて、この話しで盛り上がったのでした。果たしていつから日本でこの表記が定着したのか、元はどこから始まったのか、と話題に。「もしかしたら、禅の教えかなにかでは?」という案も出ましたが不明。軽くグーグル検索したけれど何も見つからず。ご存知の方がいたら教えてください。あと、他の国で日本の ○ △ × に対応する記号があるところがあったら、これも是非知りたいのでよろしくお願いします。[ 追記:下記エントリーを追加で書きました] ○×△の起源情報・とりあえずの結果発表○×△の起源に関する意外な情報
投稿者: On Off and Beyond 投稿日時: 2009年2月6日(金) 21:07- 参照(177)
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