クラウドコンピューティング」が話題になってしばらくたちますね。うちの会社は大分前からヴァーチャル・サーバを使っていたので、技術的には大分前からオンライン上にサーバはのせておりました。ただ、「顧客情報管理」みたいなもんをオンラインでやるのはいかがなものなのか?という敷居のようなものがなんとなくあったのですが、「セールスフォース」の普及ぶりを見て、うちのIT担当者(実はわたしの夫であります)もこれを考慮し始めました。セールスフォースにも競合がいて、これが「シュガーCRM」。シュガーの場合はセールスフォースと違って「コミュニティーバージョン」というフリーバージョンがあるのです。今月頭にサンフランシスコでシュガーのコンベンションがあり、これに出席してきた夫は大興奮。これでいこう、ということでマネジメントを説得、カスタマイズにかかっています。まだまだ人数も小さいわが社は今のところこれで十分。会社の予算アップとともに有償バージョンに移行すればいいのですから。クラウドコンピューティングの本は読んでいないのですが、アマゾンの書評を読むだけで、「ネット」は基本的にもはや電気や水道と同じ、「ユーティリティ」になった、ということを最近実感します。要するに20世紀のユーティリティーを代表したのが電力で栄えたGEだったとすれば、21世紀のGEがグーグルだ、ということですよね。最近Facebookもはじめてみたので、そこらへんの感想はまた改めて書いてみます。

投稿者: みーぽんのカリフォルニアで社会科 投稿日時: 2009年2月24日(火) 18:00