昨日ちょっと医療保険に関連してやや文句を書いてしまいましたが、それでもこの保険には大変お世話になっているのでちょっと後悔。名前ださなくてよかった。うちは数年前から医療保険の相当なヘビーユーザーというか、たくさん病院にかかることがもともとわかっているので、保険料は多少高くなっても比較的カバー率のよいプランに加入しています。会社のbenefitで私自身の分は会社負担、家族の分は半額負担だからということもありますが。優良大企業だったら家族の分も全部会社負担だったりするのですが、全額自己負担することを思えば大変ありがたいことです。というかこれが簡単に会社を辞められない一番の理由だったりして(^^;)。日本の方々はアメリカの医療保険料がそれくらいするのかご存知ないかも知れませんが、とにかく国民健康保険とかがなくて、ピンきりです(笑)。保険料だけで年間1万ドル(100万円)以上というのも珍しくありません。保険料が高いプランを選べばほとんどの医療行為でカバー率が90%(つまり自己負担10%)とかになります。それでもアメリカの医療費は青天井的に高いですから、ちょっとした検査くらいでもかなりの額になります。MRIとかCTとかになるといろいろ合わせてすぐに何万ドルとかなるし、さらには検査と言っても心臓カテーテルとか脳アンジオグラムとかになると、全身麻酔もしますし、ちょっとした外科手術よりも高度なサービスになりますので、10万ドルとかのオーダーになります。こうなると、たとえ自己負担10%でもすごい額になってしまうのですが、難病の場合に限ってそうなのか詳細はわかりませんが、こういう「いざというとき」みたいになると、病院が保険会社と交渉してくれて、保険会社が認めると患者側からのアウトオブポケットが驚くほど少なかったりするのです。映画「SiCKO」でとんでもない悪者として描かれているアメリカの医療保険会社ですが、(いろいろ間違いを正しながら、笑)払うところではかなりしっかりと払ってくれている場合もあるということです。もちろんプランに依存するでしょうから、つまりは高額なプランに入っているかどうかということなのかも知れません。繰り返しますが、雇用主の福利厚生のおかげでそういうプランに加入できているわけで、うちがお金持ちなわけでは決してありません(^^;)。
投稿者: A-POT シリコンバレーのバ... 投稿日時: 2008年10月29日(水) 20:36- 参照(202)
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