八代(熊本)から人吉、ここから一部宮崎をかすめて鹿児島の吉松へ抜け、隼人(鹿児島)までの路線を肥薩線と呼ぶ。九州でもかなりのローカル区間であるが、日本でも珍しいスイッチバックやループ線、そして3県にまたがる峠を越えると、そこには霧島連山を望む大パノラマが広がる。えびの高原、韓国岳、霧島温泉郷、そしてこの日は、行きは雲に霞んで見られなかった桜島が、夕立後の復路では運良く見ることができた。
今回は時間の都合で、人吉ー吉松間(いさぶろう・しんぺい号乗車)の往復で終わったが、次回はぜひ(隼人の風)に乗り換えて錦江湾に出てみよう。桜島を眺めながらキビナゴで1杯やりたいものだ。
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