アメリカで米が食えるだけでも、寿司(らしきモノ)が食べられるだけでも、幸せなのかもしれません。が、やっぱり、お昼には日替わり定食が食べたい~そんなときに重宝している店が、Yoko's Japanese Restaurant。かつては鈴友って店でしたが、オーナーが変わったのを機に店名が変わりました。が、シェフも店のスタイルも変わっていません。この店、高田馬場あたりにある定食屋がそのままやってきたような店で、お味も美味しいし、値段も良心的で一番安い日替りが$8。
この日のメニューは、白身魚のフライと煮込みハンバーグ。それに、ご飯(お代わり自由)、味噌汁、漬物。これでお値段は$8。確かに味気ない容器に入ってはいるけど、味は美味しいしボリュームもあるから超満足!Yoko'sという名前から明らかなように、今のオーナーはYokoさん。Yokoさんはこの店でウェイトレスをやっています。実は、名前が鈴友からYoko'sに変わったのにはちょっとした訳がありまして…鈴友の頃の店のオーナーは、現在もキッチンでシェフも勤めるSさん。そして、Yokoさんはその当時にウエイトレスをやっていました。ある時、事情によりSさんは店を閉めることを考えました。それならと、ウエイトレスのYokoさんが店を引き取ってオーナーになり、Sさんは引き続きシェフとして残りました。オーナーがYokoさんになってからも、$8の日替りは健在で重宝させてもらっています。でも、すべてが以前と同じかというとそうでもなく、いくつか変わったことがあります。まず、お茶を出す湯飲みが大きくなりました。かつては、結構小さな湯飲みを使っていたので、すぐにお茶がなくなり、何度もウエイトレスがお茶を注ぎに来ていたんですが、湯飲みが大きくなりその必要がなくなりました。あ、ここのお茶、結構渋くて美味しいです。湯飲みを大きくしたのには、店側のメリットが大きいでしょうけれど、僕も頻繁にウエイトレスを呼ばなくても済むようになり、嬉しい改善でした。日替わりメニューが増えました。かつては、日替りは$8のもの1つだけでしたが、最近は3種類あります。うち一つは$8ですが、あとの2つは$9と$10.50とやや高くなっています。が、その高い方は、玄米麦とろにけんちん汁と刺身みたいな、なんとも日本人の心をくすぐるようなメニューが出来てこれも嬉しい限りです。収益向上のためのアイデアでしょうが、メニューが魅力的だし、$8の日替りも引き続きあるので不満はありません(そのうち$8のメニューが消えたりしそうだけど)。ご飯の味が以前よりは若干落ちたような。かつて、鈴友だった頃のご飯は艶とねばりがあって、どの和食の店よりもご飯が格段に美味しかったんです。でも、最近はご飯が他の店と同等レベルになりました。改悪だけど、まずい訳じゃないし、$8の値段据え置きでがんばっているのなら仕方ないかな。店構えも内装も至ってシンプルだけれど、日々日常の胃袋を満たすにはこの店は最高です。Yoko's Japanese Restaurant505 E.Second Ave San Mateo
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