引越ししてから一つ困ったことがありまして、家の中でAT&Tの電波がすご~~く弱くなるのです。仕方が無いのでできるだけ、家にいるときは家電に転送するようにしておくのですが、つい転送を忘れて携帯で取っちゃったりすると、全然相手の話が聞き取れなかったり途中でブツっと切れたり。そうかと思うと、転送にセットしたまま出かけてしまってどうも携帯が鳴らないと思ったら全部家の留守電に転送されていたり。
せっかくiPhoneなのに、家で電話として使えないというのは不便なので、携帯電話の感度を良くするリピータを購入しました。結構高い割には、どの程度使えるのかイマイチ不安だったのですが、色々なサイトのレビューなどを見ると、「建物の構造の問題で屋内の感度が悪いが、屋根の上や玄関の外などに出ればアンテナが十分に立つ」というケースならかなり改善するとのこと。逆に、「地理的に電波が届きにくいので庭に出てもあまり入らない」という場合は効果が薄いそうです。
つまり、家の外の一番電波が入るところにアンテナをたてて、そこから屋内までは有線で携帯の電波を運び、屋内に置いたステーションからまた無線の電波を飛ばすという仕組み。

今日、ゲンブツが届いたので早速屋根の上に上がり、使われていない地上波テレビのアンテナにリピータのアンテナをマウント。そこから同軸ケーブルを垂らして、通気口からガレージへ。場合によってはガレージから更に室内へケーブルを這わせる覚悟だったのですが、とりあえずガレージに屋内のステーションを設置して実験。
おおおおおお。今まで屋内ではアンテナが1本か2本立てば良い方だったのですが、5本ビンビンに立っています。試しに美人秘書に電話してみたら、途切れることなくクリアーな音声が。結局、ガレージに置いた状態で家の中ならどこでもOKになりました。感動です。我慢しないでもっと早く買えば良かった。
iPhoneの場合AT&Tではこの辺りでは800MHzと1900MHzの両方を使用するので、リピータはデュアルバンドのものを買わないとダメのようです。ちなみに現在利用している電波等の周波数などの情報はiPhoneをお持ちの方は以下の方法で調べることができます。
電話モードにして、ダイアルパッドから、*3001#12345#* と入力。
フィールドサービスモードになるので、Cell Informationをクリックすると、現在受信範囲内にあるアンテナの情報が表示されます。ここで、一番上からクリックして、次の画面でFreq.のところを確認。この数字が 128 と 251 の間なら 800 MHz、512 と 810 なら 1900 MHzだそうです。ただし、最近のアンテナはデュアルバンド対応が多く、ここで全てのアンテナが800MHzだったとしても、機器がデュアルバンド対応なら両方使った通信をするそうなので、いづれにしても、デュアルバンドのリピータを買わないと余り意味が無いようです。
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