これまで事故当時の様子について硬く口を閉ざしていた生存した被害者兄弟の一人が、死亡したカルロス・ソーサJr.の母親に事故後初めて電話をし、当時の様子を説明した。兄弟の一人、ポール・ダリワル君と電話で話したマリザ・ソーサさんによると、3人はトラを挑発するようなことは一切しておらず、いきなり檻から出たトラがポール君に襲い掛かって来たという。そしてトラは続いてカルロス君に襲い掛かり、喉元に噛み付きほぼ即死の状態だったと説明した。
これについて、サンフランシスコ動物園側は猜疑心を隠せず、なぜこれまで黙っていたのか、なぜ、携帯電話の内容を公開できないのかなどを指摘、またトラの檻から大きな石や松ぼっくりが見つかっており、すでに警察に提出していることなどを説明した。
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